- 中島由貴(乙倉悠貴役)
- 藤本彩花(棟方愛海役)
- 井上ほの花(浅利七海役)
- 大木咲絵子(大石泉役)
- 高橋花林(森久保乃々役)
- 長江里加(久川颯役)
- 二ノ宮ゆい(八神マキノ役)
- 鈴木絵理(堀裕子役)
- 武田羅梨沙多胡(喜多見柚役)
- 原広実(三園帆波先生役)
- 大久保舞咲
- 大越やよい
- 小野詩織
- 陣あいり
- 高橋美波
- 仲本詩菜
- 根岸みゆ
- 悠月まゆ
- 白木彩可
- 古谷佳月
“CINDERELLA GIRLS MUSICAL”は、その名の通り、通常のライブイベントとは一味違う“ミュージカル形式の演劇”を楽しめる新しいイベント。第1幕は出演キャストによるミュージカルパートで応援グッズの使用とコールはNG、第2幕はライブパートで通常のライブステージと同じようにスタンディングでの応援が可能という形式に。
物語の舞台は、芸能の名門“スターライトハイスクール”。この学び舎で優れた成績を残した生徒には、多種多様な分野での活躍が約束される。期待に胸を膨らませた生徒たちの入学式を迎えたさなか、彼女らに突如開催を告げられたのが“パフォーマンス試験”だ。
この試験の成績によって、生徒たちはS(Special)、A(Adovance)、B(Beginner)の3つにクラス分け。Sクラスは特待生クラスで、授業料の全額免除、そして在学中からデビューに向けての強力なバックアップを受けることができる。芸能界の洗礼ともいえるようなこの試練で、自身の表現を追求するべく生徒たちが奮闘するドタバタハイスクールコメディがくり広げられる。
コメディ展開が主軸のため、開演早々、舞台はハイテンポで進行。先のあらすじなどを三園帆波先生(原広実さん)が紹介してくれるのだが、めちゃくちゃテンションが高めで、ときには観客をイジったりして笑わせてくれるので、舞台ということで若干緊張していた筆者もリラックスして備えることができた。

そこからの入学式では、さっそくキャストたちによるパフォーマンスが。『Sing the Prologue♪』にあわせて、全員が舞台上を駆け巡りつつ歌とダンスで入学の喜びを全身で表現。フォーメーションダンスも存分に披露しながら華々しくオープニングを飾っていた。


その後、生徒たちに“パフォーマンス試験”が告げられた後、それぞれがユニットを組んでレッスンや衣装&楽曲を自分たちで考えながら試験に備えていく様子を、ステージ上のパフォーマンスとともに描かれていく。

最初にユニットを組んだ、棟方愛海(藤本彩花さん)、堀裕子(鈴木絵理さん)、喜多見柚(武田羅梨沙多胡さん)のバイタリティ溢れる3人による個性全開なやり取りは非常に愉快。この中ではツッコミ役にも回れる柚だが、ふたりの勢いに飲まれる形で、途中からはツッコむのを諦めて、3人ならではのコミュニケーションを取りながらユニット活動を楽しむ過程は随所で笑いが起こっていた。


大石泉(大木咲絵子さん)と八神マキノ(二ノ宮ゆいさん)の頭脳明晰なペアは、序盤から目指している方向性が一致しているとのことで意気投合。少ない言葉数ながらお互いを理解し合う様子から、知的なかっこよさが溢れていて釘付けになる。一方で、マキノが趣味として「諜報活動」と紹介すると、泉が「諜報活動!?」と驚く場面などがあり、クールなふたりの掛け合いの中でもしっかりと笑えるコメディ要素で観客を楽しませていた。


乙倉悠貴(中島由貴さん)と久川颯(長江里加さん)ペアは、衣装選びをしたり、ブティックで衣装に合うアクセサリーを選んだりと、キラキラと目を輝かせながら駆け抜けていく様子が眩しい。その中で、颯がいろんなバリエーションで自己紹介の練習をしつつ、姉の凪のモノマネをしたり、テンションが上がるとすぐに走り出す悠貴など、ふたりならではのコミカルな掛け合いも随所で存在していた。


天真爛漫でマイペースな浅利七海(井上ほの花さん)は、ほかの生徒たちの意見も取り入れながら、自身の愛するお魚たちとの表現を追求していく。泉とマキノのもとに訪れたときには、彼女の活力にあふれた姿にふたりが圧倒される場面も。衣裳部屋で帆波先生とアイドル論を語り合った後に七海から披露された『ギョーてん!しーわーるど!』では、衣装部屋が水族館に変化する背景演出も行われ、彼女らしいステージが存分に味わえる形となっていた。


全体的にコメディタッチで描かれていた舞台だが、生徒の成長が描かれるシーンも。試験にどう向き合っていいのか悩む森久保乃々(高橋花林さん)を、愛海、裕子、柚の3人が街に連れ出し、親交を深めて前向きな気持ちにさせたり、試験でソロパフォーマンスを行うことが追加で発表されて乃々が膝から崩れ落ちた際には生徒全員で励まして奮い立たせたりと、胸が熱くなる場面が多々。
そんな乃々が物語中に歌う『Heart Voice』では、途中まで乃々の独白のようなステージで、途中にほかの生徒たちの姿が表れ、終盤にはアンサンブルが合流して合唱。彼女の心情に寄り添った歌唱にも魅了された。








第2幕はライブパートで、“パフォーマンス試験”の様子がステージ上で表現されていた形。生徒全員が歌う『HARURUNRUN』や、『ずるじゃん』、『思い出じゃない今日を』といったソロ曲、『サマーサイダー』といったユニット曲など、第1幕の物語に沿ったパフォーマンスの数々で観客を楽しませていた。最後には、各生徒たちが勢いよく自己紹介を届けていく特別バージョンの『シンデレラNo.1』もお披露目。『シンデレラガールズ』の新しい挑戦にふさわしい楽曲で公演が締めくくられた。












今回の“シンデレラガールズ ミュージカル”は、第1幕が舞台パート、第2幕がライブパートとわけられ、第1幕で出演キャストによるお芝居を見届けた後、ライブパートをじっくりと楽しめる形式だったため、これまでの『シンデレラガールズ』のイベントよりもテンポがよくメリハリが効いていた印象。物語はドタバタハイスクールコメディのため、限られた時間の中でもアイドルの個性をしっかりと表現して笑いどころを作りつつ、成長ドラマも描かれており、非常に濃密。ライブパートも、今回ならではの組み合わせによる新鮮なパフォーマンスも楽しめて、個人的にはいつものライブイベントに負けない、かなり満足度の高い公演だった。
記事掲載時には公演自体は終了しているが、配信のアーカイブ視聴は2026年5月11日(月)18:00~5月18日(月)23:59(予定)まで可能となっている(配信チケットの販売は2026年5月18日(月)18:00まで)。この記事を見て気になったという人は、ぜひ『シンデレラガールズ』の新しい挑戦の様子を改めて見届けてほしい。
“CINDERELLA GIRLS MUSICAL STARLIGHT HIGH SCHOOL!”セットリスト(敬称略)
- Sing the Prologue♪(中島由貴、藤本彩花、井上ほの花、大木咲絵子、高橋花林、長江里加、二ノ宮ゆい、武田羅梨沙多胡、鈴木絵理)
- Teeenage☆Groovin’(藤本彩花、武田羅梨沙多胡、鈴木絵理)
- MOTTO!(中島由貴、長江里加)
- ギョーてん!しーわーるど!(井上ほの花)
- Heart Voice(高橋花林)
- この恋の解を答えなさい(大木咲絵子、二ノ宮ゆい)
- 神様!絶対だよ(中島由貴、藤本彩花、井上ほの花、大木咲絵子、高橋花林、長江里加、二ノ宮ゆい、武田羅梨沙多胡、鈴木絵理)
- HARURUNRUN(中島由貴、藤本彩花、井上ほの花、大木咲絵子、高橋花林、長江里加、二ノ宮ゆい、武田羅梨沙多胡、鈴木絵理)
- ずるじゃん(中島由貴)
- オヤマトペ♪(藤本彩花)
- Packing Her Favorite(長江里加)
- 思い出じゃない今日を(武田羅梨沙多胡)
- スバル(井上ほの花、大木咲絵子、二ノ宮ゆい)
- なみだのくに(高橋花林)
- ノーチラスソナー -Nautilus Sonar-(二ノ宮ゆい)
- Numberless (大木咲絵子)
- にんぎょひめ練習中!(井上ほの花)
- サイキック!ぱーりーないと☆(鈴木絵理)
- サマーサイダー(中島由貴、長江里加)
- ラブレター(藤本彩花、高橋花林、武田羅梨沙多胡、鈴木絵理)
- We’re the friends!(中島由貴、藤本彩花、井上ほの花、大木咲絵子、高橋花林、長江里加、二ノ宮ゆい、武田羅梨沙多胡、鈴木絵理)
- シンデレラNo.1(中島由貴、藤本彩花、井上ほの花、大木咲絵子、高橋花林、長江里加、二ノ宮ゆい、武田羅梨沙多胡、鈴木絵理)

















