伊賀の里で忍者段位を取得せよ。修行も楽じゃないでござるよ。ニンニン!
原作は、1964年から『少年』にて連載された藤子不二雄(A)氏のマンガ『忍者ハットリくん』。伊賀忍者のハットリくんことハットリカンゾウが巻き起こす騒動や仲間との友情が描かれる、大人気作品である。マンガを読んだことがなくても、テレビアニメや実写映画でご存じの方もいるだろう。
そんなハットリくんの忍者修行をテーマとした本作は、全16ステージの横スクロールアクションだ。プレイヤーはハットリくんを操作し、甲賀忍者や雲乗り忍者、カラス天狗といった敵と戦いながらクリアーを目指していく。
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ゲームの基本は、敵に手裏剣を投げ、ジャンプで攻撃をかわすなどして画面右方向へと進んでいくこと。ステージに出現する強敵のメカ忍を一定数倒すと“巻物”を落とし、それを拾うことで“影走りの術”、“霧隠れの術”、“ムササビの術”といった12種類の忍法を解放していく仕組みとなっていた。
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本作の難度は高めで、地上や上空から絶え間なく現れる敵や手裏剣の射程の短さに泣かされた方も多いはず。敵の攻撃パターンや出現位置を覚えてその都度対応していく必要があり、何度もやられるぶん、初めてステージをクリアーできたときの喜びは格別だった。
忍法の活用も難局を切り抜けるカギとなる。忍法は強力なだけでなく、マンガやアニメでおなじみの弟シンゾウ、忍犬の獅子丸といったキャラクターが登場することもあって、より特別感があった。
また、まれにライバル忍者のケムマキが出現して上空からハートを投げることも。これを手に入れるとパワー(体力)が回復するため、当時の子どもたちは目を輝かせてハートを追い、ステージの先へと進んでいった。ゴールの鳥居にたどり着くと、そのままボーナスステージがスタート。
父のジンゾウがばら撒くちくわをキャッチしていく楽しさは語り継がれ、2008年1月には期間限定でこのステージのみ遊べるフィーチャーフォン向けアプリ『忍者ハットリくん ちくわ大会の巻』が配信されたほど。
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たくさんの子どもたちが忍者段位の取得に挑んでから40年。2008年のiモード向けアプリを最後に本作の移植は途絶えている。ニンともカンともなかなか復刻されにくいのが版権ものタイトルの宿命ではあるが、2026年にはファミコン版『ドラえもん』の復刻が決定している(※)。この流れで『忍者ハットリくん』が復刻されることを期待してもいいかもしれない。














