SHIBUYA GAMES WEEKは、渋谷のあちこちでさまざまな催しが行われている都市型ゲームフェスだ。イベント全体の概要や、メインスポットとなる“PARCO GAME CENTER”については、下記記事を参考にしてほしい。
- 新たな気づきやいままでにない感情を揺さぶられる!? “これはゲームなのか?展3”
- “これはゲームなのか?展”主催者ニルギリ氏インタビュー「現代アートとゲームのあいだには多くの可能性がある」
- BitSummitのアワードタイトルが遊べる! BitSummit the 13th Award Selection
新たな気づきやいままでにない感情を揺さぶられる!? “これはゲームなのか?展3”
会場では19作品ほど展示されていたが、実際に触ってみて印象に残った3作を紹介しよう。
『#河原にて』は石に触れて積んで崩すゲーム!?
これを作ったオインクゲームズ佐々木隼氏によると、石は買ったり拾ったりして40kg以上集め、その中から積みやすい石を選んで持ってきたという。細かくいろんなルールがあってもいいものだが、あえてそぎ落としたそう。ただひたすら積むという行為をしていく中で、気がつけばいろんな感情が生まれてきた。
確かに「これはゲームなのか?」と思いつつ、気がつけばゲームっぽいルールを自分で生み出していた体験だった。
神仏や像を撫でたくなる感情を作品化した『撫物(なでもの)』
犬と猫のどっちの像が触られる(磨かれる)のか、どの部位がいちばん触られるのか。筆者は気がつけば犬の頭をなでていた。犬派だということもあるが、とくに鼻筋あたりがいちばん触られていたので、何となく自分もそこを触ってしまった。誰もが触るから自分もそこを触ってしまったのだろうか……と思わず自問自答。触られた結果、最終的にどんな姿になるのかとても楽しみだ。
「これはゲームなのか?」はもちろんだが、なぜ人は像を触りたがるのか、さらに言えば犬派猫派と分かれるのか。なんとなく信仰について考えたくなる体験だった。
『生き死に骰子』は生と死を彷徨うダイスゲーム
基本は全部“生”が出ることが多く、その場合は「ああ、生きててよかった!」という気持ちになる。だが、ひとつでも“死”が出ると「いっそのこと全部“死”になってほしい」と願っている自分がいる。それは単に確率が低いものを出したいという気持ちからなのか、それとも……!?
「これはゲームなのか?」というより、自分が死ぬとき「どうありたいか」という人生観を真剣に考えてしまう体験だった。
そのほか展示されていたゲームをいくつか紹介しよう。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/65777/adc0f563dc55a51707ea263ef8639bacf.jpg?x=767)
“これはゲームなのか?展”主催者ニルギリ氏インタビュー「現代アートとゲームのあいだには多くの可能性がある」
いちばんの動機として、まず自分自身が現代アートを好きなんです。いろいろな展覧会を見ていたとき、ゲーム的な作品があるなと思っていたんです。ジェンガやチェスっぽいものとか、そうしたゲームのルールを流用しているものがかなりあるな、と。
自分はゲームとアートのあいだに大きな可能性があると思っています。現代アートの作家さんたちがゲーム的なアプローチをしているなら、われわれゲームクリエイターもそれに対してアンサーすべきだろうと思ったのがキッカケです。
この展示会を始めるにあたって、話をわかってくれそうなクリエイターさんに声をかけて、第1回(2018年)は10組でスタ-トしました。
――第2回は2019年に行われて、今回は7年ぶりの開催となりました。これだけ期間が空いてしまったのは何か理由があったのでしょうか?
そんな中、今回SHIBUYA GAMES WEEKのほうから声をかけていただいて、開催できることになりました。
主催スタッフの方が熱心に推してくれたらしくて、“これはゲームなのか?展”は意義あるから開催すべきだとおっしゃっていて、その熱意もたいへんありがたいと思っています。
――今回は19組が出展していますね。
会場がそれほど広いエリアではないので、45分で50人を回す計算でいくと最大で1日500人程度、おそらく350人から400人くらいが限界そうです。出展規模は最大なのに、体験できる人が少なくなってしまうのはちょっと申し訳なく思っています。
今回、本当はもっと外に出て遊ぶゲームもやってみたかったんですよ。木原共さんによる『迷子になるゲーム』(クルマで未知の場所に降ろされ、スマホを封印された状態で街を彷徨う体験型ゲーム)以外は全部会場内で遊ぶものだったので、どうしても入場制限する形になってしまいました。
「これはゲームなのか?展 3」で"迷子になるゲーム"を展示します。これは車で未知の場所に降ろされ、スマホが封印された状態でお題をクリアしながら彷徨う体験型ゲームです。
— tomo kihara / 木原 共 (@tomokihara) January 22, 2026
2/11(水・祝)に体験できる予定なので、ぜひ遊びに来てくださいー! https://t.co/q0Y0c926Kn pic.twitter.com/ltClWlfbIs
――街中で体験できるゲームなら、確かに会場は必要ないですね。
――本展示会の見どころを教えてください。
BitSummitのアワードタイトルが遊べる! BitSummit the 13th Award Selection
“これはゲームなのか?展3”は2月11日~15日まで開催中だ。















