新しく生まれ変わった世界で冒険
『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』は、株式会社ポケモンから発売されたRPG。全世界のあらゆる世代から愛され続ける『ポケットモンスター』、その原点であるゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター 赤・緑』をゲームボーイアドバンス用にリメイクした作品となっている。


主人公のパートナー候補の3匹はヒトカゲ、フシギダネ、ゼニガメ。パッケージに描かれたポケモンはリザードンとフシギバナでオリジナル版に準拠していた。『ポケットモンスター 金・銀』以降はずっと伝説のポケモンがパッケージに描かれていたので、いま見るとちょっと新鮮な感じがする。
ゲームの目的はもちろん、ポケモンリーグで勝利を勝ち取り殿堂入りを果たすこと。多種多様なポケモンたちを捕まえ、育成・進化させながら冒険をくり広げていく。冒険の舞台がカントー地方なのはオリジナル版と変わらないが、ポケモンリーグへの挑戦が間近に迫るころになると本作では新たに広大な海に浮かぶ島々“ナナシマ”へ赴くことになる。
現在放送中のアニメ『ポケットモンスター』の主人公のひとり“ロイ”がカントー地方の離島出身ということだったので、もしかするとナナシマ出身かもしれないという話があったと思うがどうだったのだろうか……?


ナナシマは7つの島に分かれていて、島ごとにさまざまなイベントや遊びの要素がたっぷり用意されていたのがうれしかった。完全新規のマップゆえに初めて赴いたときはかなりドキドキした。
たとえば“1のしま”には“ネットワークマシン”があり、イベントをこなして通信レベルを上げていくことで『ポケットモンスター ルビー・サファイア』や『ポケットモンスター エメラルド』、『ポケモンコロシアム』などと通信可能になり、ホウエン地方やオーレ地方のポケモンとも交換できた。
各島には本当に説明しきれないほどの楽しみがあるが、筆者的に印象深いのは凍て滝の洞窟やそだてやさんがある“4のしま”、バトル施設の“トレーナータワー”がある“7のしま”といったところだろうか。カントー地方には出現しない珍しいポケモンもいたので殿堂入り後に入り浸っていたなんて人もいたはずだ。


ゲームのシステムは『ポケットモンスター ルビー・サファイア』がベースだったが、さまざまな面で便利にパワーアップ。とくにポケモン図鑑はポケモンを分類して表示・検索する機能などの使いやすさが大幅に向上していたのがありがたい。
『ポケットモンスター』初心者向けの“おしえテレビ”やRPGの基礎から学べる“ヘルプ機能”、冒険を振り返る“あらすじ機能”といったサポート機能が充実していたのは『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』ならではだった。もちろん、グラフィックや演出などはオリジナルがゲームボーイ版だっただけに、すさまじい進化を遂げていたのは言うまでもない。
当然ながら『ポケットモンスター エメラルド』から対応した“ワイヤレスアダプタ”は本作も利用可能。この周辺機器をゲームボーイアドバンスに装着すれば、通信ケーブルを使うことなくポケモンの交換やバトルを楽しめた。
なお、『ポケットモンスター』関連タイトルの最新作は、2025年10月16日に発売された『Pokémon LEGENDS Z-A』(ポケモンレジェンズ Z-A)。2013年発売『ポケットモンスター X・Y』に登場したミアレシティを舞台にしており、発売後も有料追加コンテンツを配信して物語を盛り上げている。






















