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『アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女』20周年。土屋暁さんが作り出す世界設定が魅力のRPG。アレなこと!? を想像する問題のシーンも盛りだくさん【今日は何の日?】

『アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女』20周年。土屋暁さんが作り出す世界設定が魅力のRPG。アレなこと!? を想像する問題のシーンも盛りだくさん【今日は何の日?】

“詩”を主題にしたRPG

 2006年(平成18年)1月26日は、プレイステーション2(PS2)用ソフト『アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女』が発売された日。本日で発売から20周年の節目を迎えました。
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 『アルトネリコ 世界の終わりで詩い続ける少女』は『
アトリエ』シリーズのガストがバンプレスト(現バンダイナムコエンターテインメント)と共同開発したRPGです。ディレクターは『エリーのアトリエ』以降の『アトリエ』シリーズでサウンドを担当していた土屋暁さん。もともと土屋さんはサウンド職でガストに入社した方ですが、氏の作り出す世界観が人気に。この『アルトネリコ』はシリーズ化され、後に『サージュ・コンチェルト』シリーズを生むことになりました。

 『アルトネリコ』シリーズの舞台となるのは異世界ソル・シエール。天まで届く高さを誇る1本の塔アル・トネリコと、アル・トネリコを囲むようにして存在している浮遊大陸ホルスの翼以外は何もない空間です。浮遊大陸の下には死の雲海が広がっており、上空はブラストラインと呼ばれるプラズマの海で満たされ、世界が閉ざされています。かつては高度な科学技術もありましたが、過去に起きた2度の厄災で崩壊してしまい、人々は古代文明の遺産と言われるアル・トネリコの恩恵によって支えられているという状況です。
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 ストーリーはソル・シエールに厄災をもたらした魔神ミュールの封印を担う少女のミシャが誘拐され、塔からウイルス生命体と呼ばれるモンスターが溢れ出すところからスタート。塔の上層部にある都市プラティナに住む騎士であり、本作の主人公となるライナーは、塔の管理者であるシュレリアからウイルスに対抗できるヒュムネクリスタルを探し出すよう命じられます。

 プラティナの遥か下にある浮遊大陸・ホルスの翼では、詩魔法と呼ばれる特殊能力を使える女性だけの種族・レーヴァテイルたちが不自由な暮らしを強いられていました。ライナーはそんなレーヴァテイルの少女たちとともに、ヒュムネクリスタルを探し出す旅に出る……という展開です。

 レーヴァテイルはヒュムノスという既存の言葉をもじったような言葉の詩を謳うのが特徴で、キャラクターを演じる声優陣とは異なる歌手が歌唱を担当。志方あきこさん、霜月はるかさん、みとせのりこさん、石橋優子さんという豪華なメンバーが起用されていました。エスニック調で中毒性のあるヒュムノスはもちろん、本作に使用されている楽曲はどれもすばらしく、筆者はいまでもサントラを聴いています。現在はサブスクでも配信されているのでぜひ。

 バトルはコマンド選択式になっており、前衛3人と後衛にレーヴァテイルを配置する形で、レーヴァテイルが詩魔法で戦います。詩魔法は効果が絶大ですが発動までに時間がかかるため、前衛でレーヴァテイルを守りながら戦うことに。詩魔法は溜めれば溜めるほど力が増していき、最大レベルまで溜めると演出も派手になるので爽快感があって気持ちよかったですね。
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 そして、『アルトネリコ』といえば“インストール”。レーヴァテイルのインストールポイントにグラスノ結晶を取り込ませて詩魔法の威力を上昇させたり状態異常の効果を付与したりするものですが、インストールポイントはレーヴァテイルにとって生存に関わる場所であるため、信頼した相手にしか見せないという設定。

 ヒロインがインストールポイントを晒して、そこにグラスノ結晶を挿入していく内容はゲームとしてはなにもおかしくはないのですが、どうしてもセクシャルな内容を彷彿とさせられました。というか、制作陣も絶対にわかっていてやっていると思います。

 また、ヒロインの精神世界となるコスモスフィアへダイブするシステムも。ヒロインの悩みを解決することで新しい詩魔法やコスチュームを入手できました。コスモスフィアはアドベンチャーゲーム形式で進行し、ヒロインたちが隠していた一面を知ることができるので、より感情移入して好きになれます。
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 リメイクやリマスターはされていないので、プレイするには実機を用意するしかないですが、オンリーワンの魅力を持つ作品なので機会があればプレイしてもらいたいです。ぜひインストールにドキドキしてください。

      担当者プロフィール

      • カワチ

        カワチ

        ・キャッチフレーズ 「スーパーファミコンのRPGやゼロ年代の美少女ゲームを愛するライター」 ・経歴/実績 1981年生まれ。東京都出身。2000年よりゲーム雑誌のアルバイトを経て、フリーライターとしての活動を開始する。執筆実績は『レイジングループ完全読本』(ホビージャパン)や『CHAOS;CHILD 公式資料集 Here Without You』(KADOKAWA)など多数。 ・得意ジャンル・ゲーム歴・知識 アドベンチャーゲームやRPGなどのジャンルを好み、オールタイムベストは『東京魔人學園剣風帖』。ほかに思い入れのあるゲームは『かまいたちの夜』『月姫』『CROSS†CHANNEL』など。ゲーム歴:37年。知識:スーパーファミコン時代のRPGやゼロ年代美少女ゲームへの造詣が深い。

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