シリーズ10周年の節目に制作された新機軸のハンティングアクション
『モンスターハンター』シリーズ10周年を機に制作され、新旧さまざまな要素が交わるという意味を込めて“クロス”と名付けられた本作。それまでの世界観やゲームシステムをベースに、ハンティングアクションの新たな可能性に挑んだ記念すべき作品となっている。
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従来のシリーズと一線を画していたのが“狩猟スタイル”の導入だ。プレイヤーそれぞれの立ち回りかた、プレイスタイルにフィーチャーして搭載された要素で、“ギルド”、“ストライカー”、“エリアル”、“ブシドー”の4種類に区分されていた。
それまでのシリーズで回避やガードを起点に立ち回っていた筆者はブシドースタイルを好んで使用していたが、跳躍後の攻撃に重きを置くアクロバティックなエリアルスタイルには密かに憧れたもの。
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作品を代表するメインモンスターが4体登場したのも特徴的。シリーズの顔となるメインモンスターは、通常1作品ごとに1体のみ。本作ではいっぺんに4体も登場するということで、リリース前からかなり注目を集めた。
実際、四天王とも称されるディノバルド、ライゼクス、ガムート、タマミツネとの狩猟は非常にスリリング。4体はどれもタイプが異なり、ひと筋縄では狩猟できない。何度力尽きつつも、そのたびに対策を練り直し、果敢に挑んだハンターも多いのではないだろうか。
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本作では雪を頂く高山のもとに広がる美しいベルナ村のほか、ココット村、ポッケ村、ユクモ村といった過去作でお世話になった拠点も再び登場。固有の施設を訪れたり、住民の依頼クエストをこなしたりと、各村へはたびたび足を運ぶこととなった。
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2017年3月18日には本作のアップグレード版となるニンテンドー3DS用『モンスターハンターダブルクロス』(以下、『MHXX(ダブルクロス)』)が発売され、さらなるクエストやモンスターに挑めるように。
『MHXX(ダブルクロス)』発売から約5ヵ月後の2017年8月25日には、『モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.』がリリース。こちらは3DS版と同様に新クエストやモンスターが追加されているだけでなく、TVモードで1080pに対応。シリーズ最新作の『モンスターハンターワイルズ』とはまた違う、10年前のスタイルで狩猟を楽しんでみるのもいいだろう。
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画面写真はNintendo Switch『モンスターハンターダブルクロス』のものです。










