“戦場のフーガ展 in 渋谷”でマルトのケモ耳をモフりたい衝動をグッと抑え、タラニスの模型や描き下ろしシークレットイラストに釘付けに。ファンの声にマンガ担当編集も落涙

byマスト細胞

“戦場のフーガ展 in 渋谷”でマルトのケモ耳をモフりたい衝動をグッと抑え、タラニスの模型や描き下ろしシークレットイラストに釘付けに。ファンの声にマンガ担当編集も落涙
 2025年11月23日、渋谷。

 観光客でごった返すスクランブル交差点の喧騒を抜け、たどり着いたのは……。
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 西武渋谷店。

 そう、11月22日~24日に開催されていた“『
戦場のフーガ』展 in 渋谷”に行ってきました。『戦場のフーガ』の世界をたっぷり楽しめる展示や、サイン会などの様子をお伝えします。
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描き下ろしシークレットイラストなどお宝もりだくさん

 2階、おしゃれな婦人服売り場を抜けた先に見えてきたのが、『戦場のフーガ』展の会場でした!
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左に見えているマルトたちの衣装。なんとなく服売り場にも溶け込んでいるように見える……。いや、見えない。
 会場には、ゲームの資料はもちろんファミ通.comにて連載しているマンガ『戦場のフーガ 鋼鉄のメロディ』やYouTubeで公開しているマンガ『G線上のフーガ』といったいろんな形の『戦場のフーガ』が楽しめる展示会になってました。
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西武渋谷店にて、戦争×復讐×ケモノなんて物騒な言葉が書かれた看板は『戦場のフーガ』展以外で二度と出ることはないだろう。
 そのなかでもとくに目を引いたのがタラニスの模型。サイバーコネクトツーのミヨシ氏(@miyoshi_cc2)が制作したタラニス、エキゾ・タラニス、タラニス・Ωを1/60スケールにしたジオラマ。

 このタラニス・Ωは、本展覧会で初公開とのこと! いろいろと強化を経たタラニスだけあって、細かなパーツが前に2体に比べるとかなりの数があり見ごたえ満点。

 しかし、個人的には『戦場のフーガ』に登場したタラニスも、最初の機体でシンプルながらウェザリングなどの加工が細かく、冒険している感が強く感じられ心を惹かれました。
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 『戦場のフーガ 鋼鉄のメロディ』を描かれている足立たかふみ先生の直筆ネームも壁一面に展示。「あっこのシーンは……」とつい心を抉られてしまう場面も。

 しかしこれこそ『戦場のフーガ』の醍醐味なんだと受け止め、ネームと完成原稿をじっくり見比べました。
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 また、会場内には9月30日~10月3日に開催された『戦場のフーガ 鋼鉄のメロディ』を題材にした“リーディング公演の衣装や台本も展示。実際に衣装に近づいてみると登場人物が実際に存在するような感覚になり、よりマルトたちを身近に感じられました。
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手作りのマルトの耳はついつい触りたくなってしまうモフモフ具合に。
リーディング講演の様子はファミ通.com関連記事をチェック!
 しかし、目玉はまだまだあります。

 ゲーム本編では描かれていない過去や、エンディング後の未来を描いた描き下ろしのネタバレイラストが展示されていました。イラストの下にはなんとそのイラストのショートストーリーも。

 ネタバレも含まれているのでぜひゲームをプレイしてから見てもらいたいイラストですが、これを見て、「なんでこうなるの?」と本編を進めたくなってしまう。それくらい衝撃的なイラストもありました。
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 ちなみに担当の方にお聞きしたところ、今後こちらのイラストとストーリーに関しては公開することもあるかもしれないとのこと。ぜひ公式X(
@Fuga_CC2)をフォローして、今後の情報をチェックしてみてください!
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来場者のメッセージボードも。愛が詰まったコメントがいっぱい

足立先生が松山社長に送った誕生日イラストも急遽展示!?

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 今回の展示会では、『戦場のフーガ 鋼鉄のメロディ』を手がける足立たかふみ先生のサイン会や、『戦場のフーガ』のレポートマンガを寄稿した田辺洋一郎先生とのトーク&サイン会も実施。サイン会対象書籍を持参か購入することでサインがもらえるといったファンにはとてもうれしいイベントになってました。
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 しかも、今回取材に訪れた11月23日は、サイバーコネクトツー松山洋社長の誕生日でした。勤労感謝の日……仕事バリバリの松山社長にはこれ以上お似合い日はないといった日にちですね。

 そんな松山社長に前日、個人的に足立先生が贈られた松山社長への貴重なメッセージ色紙も展示されていました。

 急遽展示することにしたということで、先生にはサイン会の現場でサプライズ事後報告。不意打ちをくらい動揺しつつも笑顔で許す足立先生でした。
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 松山社長に今回の“戦場のフーガ展”についてお話を聞いたところ、なんと、来場者数の約半数はマンガ『戦場のフーガ 鋼鉄のメロディ』から本シリーズを知り、ゲームなどもプレイされたとのこと……。

 やっていてよかったぜっ。連載!!!!!!!(ファミ通担当者心のシャウト)

 また、田辺先生とのトークショーでは、田辺先生との出会いの話に。じつは『戦場のフーガ』と同じケモノの世界観を持つリトルテイルブロンクスシリーズのひとつである『
Solatorobo それからCODAへ』(以下、『ソラトロボ』)に遡るとのこと。

 当時、『ソラトロボ』の告知展開としてさまざまな挑戦をしており、100種類ものCMを用意してギネスに申請するなど無茶苦茶な内容もあるなか、初動の売り上げだけでなく長くゲームを認知してもらう機会作りたいという想いから『ソラトロボ』のファンブックを制作することに。
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 そこで紹介された田辺先生に告知用のマンガを制作してもらったのが始まりだそうです。

 『戦場のフーガ』では、田辺先生が『
戦場のフーガ2』のときにリポートマンガをお願いしたとのことで今回のトークショーにも参加してもらうことになったそうです。
 
 そんな、田辺先生がいま連載しているマンガ
『ドルヲタネバーダイ』の話に。

 アイドルオタクだったおっさんが高校生に転生して、アイドルオタク中に培った知識やテクニックを総動員し、好きだったが何もアプローチできなかったかつての片思いの女の子との青春をやり直すというもの。そんな田辺先生のアイドル関連の話がさく裂するトークショーでした。

 ちなみにこのマンガ
『ドルヲタネバーダイ』はwebアクションで連載中。気になる方はぜひ読んでみてください。
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 そして、今回の展示会ではグッズも販売。こちらのグッズは事後販売も予定しているとのことです。
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 また、グッズを購入すると特典としてポストカードが付いてきました。なんと子どもたちが東京駅を観光している。そんなほのぼのしたイラストでした。
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 しかし、担当の方にお話をきいてみるとイラスト用のロケハンが真夏の東京駅で実施されたとのこと。たしかにそこはかとなく炎天下のギラギラを感じるそんなポストカードになってました。

 展示会はシリーズ完結記念“戦場のフーガ展”として、次回は大阪で実施予定。12月17日~12月23日の期間開催されるとのことなので、お近くにいる方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
 以上『戦場のフーガ』展のリポートをお届けしました。次回のマンガ更新は2025年12月2日予定です。
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