スラ・ストライクで吹き飛ばすのが気持ちいい

『スライムもりもりドラゴンクエスト 衝撃のしっぽ団』は、スクウェア・エニックスから発売されたアクション・アドベンチャーゲーム。『スラもり』の愛称で知られる、『ドラゴンクエスト』シリーズのスピンオフのひとつで人気モンスターのスライムが主役を務めた変わり種。スライムならではの特殊なアクションがキュートかつ楽しく、良質なアクションゲームとして好評を博した作品だ。
『スライムもりもりドラゴンクエスト』シリーズは現在3作品発売されているが、10年以上も音沙汰なしなので続編やリメイクを期待して待っているファンも多いんじゃないだろうか。
本作の目的は主人公のスライムとなって、しっぽを生やした悪党モンスター集団“しっぽ団”に拐かされてしまった100匹のスライム仲間たちを助け出すこと。多種多様なギミックを頭を使って突破しながら、森や洞窟、遺跡など全部で8つのステージのクリアーを目指す。しっぽ団の構成員たちはギガンテスやドラキーなど種族の異なるモンスターが多数いるのだが、どいつもこいつも“ももんじゃ”のしっぽを付けているのが敵ながらかわいらしかった。

何と言ってもユニークなのは、スライム特有のアクションだろう。ぼよんぼよんと体を弾ませ移動しながら伸びたり縮んだり。体当たりの“スラ・ストライク”でぶつかれば物を破壊したり敵をまとめて吹き飛ばせて気持ちがいい。
吹き飛ばした物をうまくキャッチすれば頭の上に載せて持ち運びが可能で、ばくだんいわを運んでオブジェクトを破壊するといった謎解きにも使えておもしろかった。仲間のスライムならスライムタワーのように積み重なって見た目がこれまた愛らしい。トロッコに乗せたり入り口に運んであげたりすれば、これでようやく救出扱いとなった。

しっぽ団に破壊された町を復興・発展させる要素がいい動機づけになっていて、誰もが夢中になって資材や仲間のスライムを町へ運び出したんじゃないかな。なぜか敵モンスターも運び出すことが可能で、しれっと町に住み着いてしまうのが大いに笑えた。ちなみにスラ・ストライクという技は本作で初めて登場。以降は『ドラクエ』の本編やスピンオフでおなじみの技となっていった。
また、『ファイナルファンタジー』シリーズでおなじみのキャラクター“シド”をモチーフとした“シドもじゃ”が登場。本作が発売されたのがスクウェアとエニックスが合併した年(2003年)でもあったため、リアルタイムでプレイしていたユーザーには感慨深いコラボレーションだったのではないだろうか。
2005年12月1日には待望の続編『スライムもりもりドラゴンクエスト2 大戦車としっぽ団』がニンテンドーDSで発売されてシリーズ化。

2011年11月2日には、プラットフォームをニンテンドー3DSに移して『スライムもりもりドラゴンクエスト3 大海賊としっぽ団』が発売。携帯型ゲーム機3世代にわたって我々を楽しませてくれたが、いまのところ新作の予定はないようだ。








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