【任天堂決算】説明会資料が公開。Switch2は84%がSwitchからの移行。Switchハード販売は需要に応じて継続

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【任天堂決算】説明会資料が公開。Switch2は84%がSwitchからの移行。Switchハード販売は需要に応じて継続
 2025年11月5日、任天堂は公式サイトにて“2026年3月期 第2四半期決算説明会/ 経営方針説明会(オンライン)プレゼンテーション資料”を公開した。

 先日の決算発表時のプレゼンテーション資料で、2026年3月期中間期の連結業績のほか、ゲーム開発ほかエンターテイメント事業の今後の運営方針などが掲載されている。
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 資料の注目点として、Nintendo Switch 2とNintendo Switchのこれからの方針についても言及されている。今後はNintendo Switch 2を中心にゲームソフトを開発していく予定。2025年6月に発売され、ハードの販売数は1000万台を突破した現在も地域によっては入手困難になる状況となっているが、「引き続き多くの需要にお応えするため、ハードウェアの供給に努めます。」と、引き続き商品展開に力を入れていく。

 また、Nintendo Switch 2の購入者の属性についても明言。Nintendo Switch 2購入者の84%はNintendo Switchからの移行者だとし、移行したユーザーがNintendo Switchを遊び始めたタイミングに特定の偏りはなく、さまざまな世代が任天堂ハードをプレイしていることが明らかとなった。

 前モデルにあたるNintendo Switchについては、今後も可能な限り販売を継続していく予定。Nintendo Switch用ソフトも今後の販売タイトルをラインアップしていることを強調し、現状は販売終了となるタイミングを明言はしていない。

 つぎに“任天堂の経営方針および重点事項”の項目では、ゲーム事業に加えて映像コンテンツなどの事業の方針についても言及。注目点としては、映像事業は2026年に
『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』、2027年に『ゼルダの伝説』の実写映画を公開予定。「今後も継続的に映画を公開できるよう準備を進めています。」と継続的に映像コンテンツを製作したいとのこと。

 入場希望者が多いため現在は抽選形式となっているニンテンドーミュージアムについては、今後も入場希望者数は堅調に推移するとして、しばらくのうちは引き続き抽選契約を継続していく。

 そのほか、ゲーム開発力強化の具体例として、本社第二開発棟(仮称)が建設予定であることが挙げられた。この開発棟にはソフトウェア開発のための設備と、ハードウェア開発のための研究開発施設を備える予定である。
【2025年11月5日14時09分修正】 一部表記に誤りがあったため、該当の文章を修正いたしました。読者並びに関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。
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