先日の決算発表時のプレゼンテーション資料で、2026年3月期中間期の連結業績のほか、ゲーム開発ほかエンターテイメント事業の今後の運営方針などが掲載されている。
また、Nintendo Switch 2の購入者の属性についても明言。Nintendo Switch 2購入者の84%はNintendo Switchからの移行者だとし、移行したユーザーがNintendo Switchを遊び始めたタイミングに特定の偏りはなく、さまざまな世代が任天堂ハードをプレイしていることが明らかとなった。
前モデルにあたるNintendo Switchについては、今後も可能な限り販売を継続していく予定。Nintendo Switch用ソフトも今後の販売タイトルをラインアップしていることを強調し、現状は販売終了となるタイミングを明言はしていない。
つぎに“任天堂の経営方針および重点事項”の項目では、ゲーム事業に加えて映像コンテンツなどの事業の方針についても言及。注目点としては、映像事業は2026年に『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』、2027年に『ゼルダの伝説』の実写映画を公開予定。「今後も継続的に映画を公開できるよう準備を進めています。」と継続的に映像コンテンツを製作したいとのこと。
入場希望者が多いため現在は抽選形式となっているニンテンドーミュージアムについては、今後も入場希望者数は堅調に推移するとして、しばらくのうちは引き続き抽選契約を継続していく。
そのほか、ゲーム開発力強化の具体例として、本社第二開発棟(仮称)が建設予定であることが挙げられた。この開発棟にはソフトウェア開発のための設備と、ハードウェア開発のための研究開発施設を備える予定である。














