
板垣氏のFacebookアカウントには、死去後に公開されるよう設定されていたとみられる“最後のメッセージ”が投稿されており、ファンや関係者のあいだで大きな反響を呼んでいる。投稿のコメント欄には、世界中のゲームファンに加え、『鉄拳』シリーズで知られる盟友・原田勝弘氏からのメッセージも寄せられている。
遺す言葉
私の命の灯は、いよいよ尽きようとしている。
この文章が投稿されたということは、遂にその時が来たということだ。私はもうこの世にはいない。
(この最後の投稿は、大切な人にお願いしている)
私の人生は、戦いの連続だった。勝ち続けた。
たくさん迷惑もかけてしまった。
自分の信念に従い、戦い抜いたと自負している。
悔いは無い。
ただ、ファンのみんなには、新作を届けることができなくて申し訳ない気持ちでいっぱいだ。ごめん。
そういうものだ。
So it goes.
板垣 伴信出典:出典:Facebook
板垣伴信氏は、テクモで『デッドオアアライブ』シリーズ、『NINJA GAIDEN』シリーズなどの開発を指揮。在籍中には社内ブランドとして、Team NINJAを立ち上げた。テクモ退職後はヴァルハラゲームスタジオ、板垣プロダクションを経て、2018年にソフトギアの“メタル顧問”に就任していた。