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『HYPERFUNK』TGSデモプレイリポート。JSR風アクション『Bomb Rush Cyberfunk』開発による新作でスタイリッシュにトリックを決めろ!!【TGS2025】

byミル☆吉村

『HYPERFUNK』TGSデモプレイリポート。JSR風アクション『Bomb Rush Cyberfunk』開発による新作でスタイリッシュにトリックを決めろ!!【TGS2025】
 先日ティザー映像が公開された、オランダのインディーゲームスタジオTeam Reptileの新作『HYPERFUNK』。世界のファンキーなブラザーたちが羨むなか、東京ゲームショウにフレッッッシュなデモが出展されるということで、早速遊んできたぜ!

 さらに、自身がブレイクダンサーでもあるというディレクターのDion Koster氏に新作について聞きつつ、オススメムーブを披露してもらったショーケース映像も撮ってきたぞ。
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 今作ではオンラインマルチプレイにも対応するのだが、今回出展されているデモはひとまず、街の一角のマップをソロでプレイできるというもの。それでも新たなアートスタイルを体感しつつ、新アクションや新システムの一部を垣間見ることができた。

 ゲームの基本はスタジオの前作『
Bomb Rush Cyberfunk』を踏襲した、セガの『ジェットセットラジオ』(JSR)シリーズに大きく影響を受けたスタイル。街中をスケボーやBMXやインラインスケートなどで駆け回ってさまざまなトリック(技)をキメてポイントゲットしたり、スポットにグラフィティをボムって(描いて)ストリートのプロップス(支持)を集めていく。
 さてデモを体験した感想としては、今作ではトリックを通じて溜めていく画面右下のオレンジ色と青色のメーターがかなり重要になりそう。従来のブーストよりも強力な超高速ブースト(まさに“ハイパー”)を発動してビルの壁面を駆け上がったり、メーターを消費してグラフィティのサイズをデカくしたりできるのだ(前作ではグラフィティサイズは場所ごとに固定だった)。

 またこれにともない、立体的な機動力もアップしている印象。これまではマップの上の方に上がっていくためのルートを見出す必要が結構あったけど、パワーアップしたブースト込みで選択肢が増えた感じだ。もちろん新アクションも増えていて、パイプ状の空間をぐるっと滑れたり、レールグラインドやランプからのエアートリックなどのバリエーションも増えている。
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爆速なブーストを発動するとグラフィックも切り替わる。カッケーです。
 グラフィックは前作よりもスタイリッシュな感じになり、フラットに抑えた色調とのコントラストを生み出すためにテクスチャー感を押し出したり、空の雲や広告に実写っぽいテイストを入れるなどしているとのこと。

 そして気になるサウンドは「さらに多くの楽曲を収録している」とのこと。またあくまで現時点での仕様ではあるが、“パーティー”、“ブレイクビーツ”、“ファンキーヒップホップ”といったようなテイストの異なるラジオ局を自由に切り替えていくスタイルになる予定だそう。前作で印象的だったcyber milk ちゃんの
『condensed milk』に続いて、今作でも日本のラッパーONJUICYなどの楽曲が入ってくるらしい。
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オンライン要素とか日本展開の予定も聞いたゼ?

 さらに今回のデモの範囲外ではあるが、オンライン要素についても聞いてみた。オンライン要素はフレンドと遊ぶ場合(ただしストーリーモードは対象外)と、ランダムな人たちがプレイする空間“ハイパー”にアクセスする2パターンがあるとのこと。

 またフレンドとの対戦モードの一例として、グラフィティバトルのようなものがあるそう。こちらはトリックを決めてブーストを使いつつグラフィティを描いていって、より多くのグラフィティを描いたほうが勝ちというもの。発表時に対戦モードがあると知った時、「もしかして相手が同じトリックを延々と繰り返しているのを見なきゃいけないのか?」とちょっと危惧したのだが、そういうことなら納得。妨害とかもできたらいいなぁ。

 というわけで本作、『Bomb Rush Cyberfunk』の成功を受けて、すべてがハイパーに進化しているという印象。前作に引き続き日本語ローカライズだけでなく、家庭用ゲーム機版(対応プラットフォームは未発表)の日本向け展開も予定しているという。出展ブースはホール11のE18、オランダのインディーゲームが集合しているブースの1タイトルとしてプレイ可能なので、気になるハイパーなファンキー紳士淑女の皆さんはTGSの一般日にトライしてみては。
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