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『どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー』が10周年。なんと借金返済なし! どうぶつたちの家づくりに特化した究極のスピンオフ作品【今日は何の日?】

byウワーマン

『どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー』が10周年。なんと借金返済なし! どうぶつたちの家づくりに特化した究極のスピンオフ作品【今日は何の日?】

『あつ森』有料DLCの原点

 2015年(平成27年)7月30日は、ニンテンドー3DS用『どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー』が発売された日。本日で発売から10周年を迎えたことなる。
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 『どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー』は、任天堂から発売されたホームデザインゲーム。いつもの『
どうぶつの森』シリーズとはひと味違うスピンオフ作品のような位置付けになっていた。

 プレイヤーが家づくりするのは自分の部屋ではなく、どうぶつたちの部屋。従来のシリーズが住人との交流、虫取りや魚釣り、部屋の模様替えなど、さまざまな要素で構成されたスローライフを楽しむ作品だったのに対し、本作は魅力のひとつである“家づくり”にとことん特化した内容になっていたのが大きな特徴だった。

 シリーズ最新作であるNintendo Switch用『
あつまれ どうぶつの森』の有料追加コンテンツ『ハッピホームパラダイス』(2021年11月5日配信)も人気を博していたと思うが、本作はその原点と言えるだろう。
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 舞台となるニュータウンの不動産屋たぬきハウジングに入社したプレイヤーは、住人たちの住まいの相談に乗る“ホームデザイナー”となり、お客であるどうぶつたちの要望に応じた家をコーディネートしていくことになる。

 先輩社員タクミの指導のもと、土地選びや家の外観、内装、庭づくりなど、さまざまなコーディネートに挑戦。自分のセンスと想像力を最大限に活かしながらデザインできるのが非常におもしろかった。

 もちろん世界観はシリーズ共通で、どうぶつたちが住人として登場するところも魅力のひとつとなっていた。ちなみに、おなじみのしずえさんは役所の職員としてたぬきハウジングとの連絡役を担当してくれている。
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 特筆すべきはデザインの自由度の高さ。どうぶつのたちの依頼は「本が好きなので本に囲まれた暮らしがしたい」といった最低限の注文となっていたため、同じ依頼でもプレイヤーによって和風、洋風、レトロなど十人十色のコーディネートが可能。

 完成した家は写真に保存して、ホームデザイナー交流サービス“ツクッター”に投稿し、ほかのプレイヤーのデザインを見学したり定期的に開催されていたコンテストに参加したりなんてこともできた。残念ながらネットを利用したサービスはすでに終了しているが、楽しい試みだったんじゃないかな。

 ゲームで経験を積めば、学校や病院などをはじめとするニュータウンの公共施設のデザインにも参加でき、街の発展という大きな規模のクリエイティブも楽しめたのがよかった。
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 別売りの“amiiboカード”も『
ハッピーホームデザイナー』と同時期に発売。これはフィギュア型のamiiboと同様のNFC(近距離無線通信)技術を利用したカード型のアイテムで、対応ソフトに読み込ませればさまざまな連動要素を楽しむことができた。

 『ハッピーホームデザイナー』では、カードに描かれているどうぶつからホームデザインの依頼を受けられた。また、カードのどうぶつたちを完成した家に招待することも可能で、よりエモくてばえる写真が撮れたのではないだろうか。

 amiiboカードは訪問した家のデータの記憶もできたので、ほかのプレイヤーのアイテムデータを記憶したamiiboカードを使えば、知らないアイテムを自分のカタログに追加なんておもしろい芸当も実現できてすごかった。
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 ニンテンドー3DS版『ハッピーホームデザイナー』を遊ぶのはかなりハードルが高いため、いま遊びたいなら前述のNintendo Switch用『あつまれ どうぶつの森』の有料追加コンテンツの『ハッピホームパラダイス』がおすすめ。こちらは“別荘づくり”をお手伝いする内容なので、本作の雰囲気は十分に味わえるのではないだろうか。
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