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カプコン、カスタマーハラスメントへの対応方針を公開。従業員と円滑なサービスを守るため。悪質なケースには法的措置や刑事手続も

カプコン、カスタマーハラスメントへの対応方針を公開。従業員と円滑なサービスを守るため。悪質なケースには法的措置や刑事手続も
 カプコンは2025年月4日、“カスタマーハラスメント(誹謗、中傷等)への当社対応について”と題したお知らせを公開。カスタマーハラスメントに対する方針を明らかにした。
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 報告によると、カスタマーサポート窓口やSNS・ゲーム販売サイトのレビュー・投稿サイトを通じて、カプコンの役職員に対し、個人を名指しする、または特定の個人を想起させる誹謗、中傷、人格否定、脅迫、加害予告、業務妨害予告、ハラスメント等の行為が一部で確認されているという。

 カプコンはこれらの行為が従業員の心身の健康を害し、結果的に提供するサービスへの悪影響が懸念されると説明。

 そのため、社会通念上相当な範囲を超える行為が確認された場合、サポートやサービスを断る可能性があるとアナウンス。加えて、悪質なケースについては、警察や弁護士に連絡し、法的措置や刑事手続を含む対処を行うことがあると明示した。

 これら対応方針は、厚生労働省の“カスタマーハラスメント対策企業マニュアル”に基づいて立てられたもの。社会通念上相当な範囲を超える行為とは、以下のような行為を指す(一例であり、限定されるものではない)。

  • 誹謗、中傷、名誉毀損、人格否定、個人攻撃、侮辱、加害予告、業務妨害予告などの行為(メール、お問い合わせフォームでの連絡、SNS、インターネット上でのコメントや投稿などを含む)
  • 恫喝、罵声、暴言、過度な追及・叱責などによる威嚇や脅迫
  • 一方的な主張や同様な内容を繰り返す要求
  • 暴力行為、暴力的な振る舞い
  • 無許可での当社施設への来訪および居座り
  • 合理性のない長時間の拘束や業務時間外の応対要求
  • 合理性のない場所への呼び出し
  • 過剰または不合理な要求
  • 特別扱いの要求
  • 合理的理由のない当社への謝罪要求
  • 合理性のない商品交換や金銭保証など、社会通念上過剰なサービス提供の要求
  • 従業員個人のプライバシーを侵害する行為
  • セクシャルハラスメントなどハラスメント行為
  • 当社役職員に対する合理性のない過度な処罰の要求
※カプコンのお知らせページより引用
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