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『スタレ』鏡流・カフカ・刃・銀狼が大幅強化。50万ダメージ超え、歴戦余韻クリアータイム1分短縮など一気に使いやすく【崩壊スターレイルVer.3.4先行プレイ】

byライオン松本

byさとるり

『スタレ』鏡流・カフカ・刃・銀狼が大幅強化。50万ダメージ超え、歴戦余韻クリアータイム1分短縮など一気に使いやすく【崩壊スターレイルVer.3.4先行プレイ】
 2025年7月2日に行われた『崩壊:スターレイル』Ver.3.4アップデートで、開拓者たち待望のキャラクター強化が実装。

 キャラ強化第1弾では、Ver.1.1〜1.4に実装された
カフカ刃(ジン)銀狼(ギンロウ)鏡流(ケイリュウ)が強化対象ということで、本情報が解禁された当初から話題になっていた。

 今回、HoYoverseよりメディア向け先行体験の機会をいただいたので、本稿では強化された4キャラクターに焦点を当てて、強化前・強化後のダメージ比較や相性のいいキャラ・遺物などを紹介する。新しくなったキャラたちをお迎えするかどうかの参考にしてほしい。

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 なお、強化に伴い一部のキャラクターは遺物やオーナメントとの相性が変化している。少しの労力は発生するが、推しを強く使うためには異物などの厳選や性能の把握は必須。

 強化状態は任意で強化前に戻すことも可能で、以前のまま使いたい開拓者にも安心仕様になっていることを明記しておく。
※メディアサーバーの内容であり、正式リリース版と異なる場合があります。
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カフカの性能

 カフカは持続ダメージを軸にした編成の要ともいえるキャラ。過去には、ブラックスワンやルアン・メェイ、フォフォなどをパーティに入れて多くの高難度コンテンツを攻略してきた強力なバッファー兼アタッカーだった。

 だが、実装が初期のころというのもあって、オンパロスから実装されたキャラと比べれば、追加能力などが少し見劣りしていたのが正直なところ。そんなカフカが強化によって変更された性能部分で大きな変化が起きそうなポイントは下記の通り。

  • 戦闘スキル:すべての攻撃ターゲットの持続ダメージを発生可能に
  • 追加攻撃の発動数アップ。
  • 味方の効果命中が75%以上なら攻撃力を100%アップ
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 誘発できる持続ダメージの数が増えたことによるダメージアップ、全体化によって複数の敵の処理が簡単かつスピーディーになったのは非常に大きい。ターン制限のある混沌の記憶や、数多くの敵を倒し続ける必要のある虚構叙事などの高難度コンテンツで、活躍してくれるようになった。

 また、持続ダメージの値に関わる攻撃力バフを味方に与えることができるように。これでブラックスワンなどのダメージも大幅に上がった。

 実際にダメージ比較として、スキャラカバズで新旧のカフカを試してみた。ステータスや遺物、編成キャラクターは統一で、変更点は強化済みか未強化かのみ。ダメージ結果は下記の画像の通り。
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カフカのステータス
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未強化の必殺技ダメージ
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強化済みの必殺技ダメージ
 ご覧のとおりダメージが大きく変化。32200から51952へ1.6倍以上アップしている。バフやデバフなどの状況も同じため、キャラスペックの変化のみでここまでアッパーされた形だ。

 また、オートモードで討伐時間も計測。カフカの編成では、スキャラカバズには弱点をつけないためやはり時間はかかってしまうものの、新旧で比べれば約1分の時間短縮となった。
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カフカと相性のいい遺物/オーナメント

 続いて遺物やオーナメントについて。本検証で使用したものは、“深い牢獄の囚人”4セットと、Ver.3.4で新たに追加となる“酩酊の海域”だ。どちらも最適となるため、カフカを強く使いたい場合は厳選することをおすすめする。
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カフカを入れたおすすめのパーティ編成/相性のよいキャラ

 編成におすすめのキャラは旧持続パーティと同じく、ブラックスワンやルアン・メェイ、トリビーなど。もとから持続編成を使っている開拓者は、新たに育成を行う必要がないので、アップデート後にはオーナメントさえ揃えば、すぐにでも新時代のカフカの強さを味わえるだろう。
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刃(ジン)の性能

 続いては刃について。刃はカフカと同バージョンに実装されたキャラクターで、登場初期は壊滅のアタッカーとして猛威を振るい、のちに実像された鏡流と組み合わせたダブルアタッカー編成などが流行した。

 個人的には雲上の五騎士が好きだったので、このふたりを同時編成可能というだけでだいぶ嬉しかったのだが、パーティとしての完成度も高く、一時代を作った編成としても記憶に残っている開拓者は多いはず。

 そんな刃だが、ネックなのがダメージを参照するステータスがHPと攻撃力のふたつというところで、加えて会心系のステータスも必要だ。まぁ、遺物の厳選が辛いのなんの。

 だが、今回の調整によってダメージの参照場所がHPになった。もうめちゃくちゃにありがたい。

  • スキル、必殺技などが最大HPを参照するように
  • 天賦の追加攻撃でさらにEPを回復
  • 戦闘スキル後に被弾率アップ
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 もともとカタログスペック的には強力な刃。それが現在の環境に合わせ、ステータスやダメージ倍率がアップしたことで数多くのコンテンツでの攻略キャラとして活躍できるようになった。

 壊滅の強みである拡散攻撃の倍率が高いだけでなく、倍率参照がHPになったことで耐久性のアップ。そして、近頃に実装されたトリビーやヒアンシーというサポーターの加護があれば、間違いなく一級品のアタッカーとなる。

 刃もダメージ比較のため、スキャラカバズを相手にメインウェポンの天賦の戦闘スキルダメージを試し撃ち。条件は同じでバフ量なども同じだ。
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刃のステータス
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未強化のスキルダメージ
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強化済みのスキルダメージ
 ダメージ量自体は1.1倍程度に落ち着いたものの、発動頻度や被弾率の向上が大きく見えた。今回の検証では短い戦闘のため、カフカほど目に見えた変化はなかったが、模擬宇宙などの長期戦ならば、明確に変化するだろう。

 こちらでも一応オートモードで討伐時間を計測。刃をメインに最高のサポーターを添えた、ハイパーキャリー編成というもので試してみた。敵のHPを削り切るまでのタイム差は約30秒ほど。
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刃におすすめの遺物/オーナメント

 遺物とオーナメントについて。遺物は、以前までと変わらず最大HPと会心率をアップできる“宝命長存の蒔者”だが、オーナメントはダメージが完全にHP参照になったことで“静謐な拾骨地”が使いやすかった。
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刃を入れたおすすめのパーティ編成/相性のよいキャラ

 編成に関してはハイパーキャリーをするなら、トリビーやサンデー、開拓者(記憶)、ルアン・メェイなどから2キャラと、ヒーラーを添えてあげればオッケー。

 またダブルアタッカーをしたい場合に相性のよいキャラは、鏡流やキャストリスで手持ちによってはサブアタッカーとしても活躍してくれるはずだ。
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銀狼(ギンロウ)の性能

 銀狼はVer.1.1に実装された虚無の運命を歩むデバッファーキャラ。当時は弱点埋め込みというデバフは革新的で、前線で活躍していたアタッカーのゼーレと組み合わせることで、最難関だった混沌の記憶で大活躍していた。

 ただ銀狼の弱点付与は、編成内のキャラの属性からランダムで選ばれて付与だったため、量子属性が少ない当時では少し使いづらかったのも正直なところ。

 のちに登場する符玄(フゲン)と組み合わせることで、編成の3枠を量子属性にして弱点付与を高確率にしたり、そもそもデバフ付与が優秀な点から黄泉の虚無枠として採用されることが多くなっていたが、それでも最近では活躍の場が減ってきたというプレイヤーも多いだろう。

 しかし、今回の調整で大幅なアッパーを受けた銀狼は今の環境でも採用を見込めるほどの強さを得た。

  • 必殺技が全体化
  • 弱点付与が編成1枠目キャラの弱点を優先
  • 戦闘開始時、ターン開始時にEPを回復
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 以前までならば、属性をなるべく揃えた編成での採用以外では大きく運に左右される弱点付与が確定に。そして、多くの敵が出現する今の環境で使いづらかった単体必殺技が全体になったことで、ダメージ・デバフ付与ともにアッパー。

 メインアタッカーさえ用意できれば、強力なサポーターとしての役割をこなせるようになった。既存の量子アタッカーはもちろん、他属性アタッカーのデバフ役として活躍できるようになったため、汎用性も大きく向上している。

 極論になるが、大体の編成に銀狼を入れておけば、どこでも連れて行けるようになるということだ。キャラクターが魅力的な
『スターレイル』において、これは非常にありがたい。

 ダメージ比較についてだが、単体から全体化した都合で一気にダメージが大きくなっている。
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銀狼のステータス
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未強化の必殺技ダメージ
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強化済みの必殺技ダメージ
 デバフも全体化したことで、パーティ全体のダメージ量が向上しているようだ。なんか、敵のHPが減るスピードが明らかに早い。

 とくに黄泉のダメージで削れるHP量は非常に大きく、ギミックの弱体化があまり入っていないスキャラカバズのHPを一気に削った時は爽快感もあり、「おお、ちゃんと強くなってる」と実感できて、これにはとても感動した。
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 オートモードで討伐時間は演出などの都合で大きく短縮できていないが、一回一回のダメージは変わっているので、こればかりはぜひ自分の手で使い、体験してほしい。
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銀狼におすすめの遺物/オーナメント

 遺物とオーナメントについて。これも旧のものになるが、遺物は“星の如く輝く天才”、オーナメントは“汎銀河商事会社”“自転が止まったサルソット”がおすすめ。銀狼もアップデート後にすぐ、その強さを味わえるだろう。
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銀狼を入れたおすすめパーティ編成/相性のよいキャラ

 編成に関しては会心率を扱うアタッカーとなら大体相性がよい。キャストリスやゼーレといった量子アタッカー、今回のアッパーで強力になった刃や鏡流なんかとも組み合わせることができる。
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鏡流(ケイリュウ)の性能

 鏡流はVer.1.4で実装され、Ver.2.0までの期間、多くの開拓者にメインアタッカーとして愛用されていた壊滅の運命を歩むキャラ。

 独自のカウント
“朔望”を貯めることで強化状態“転魄”となり、SP消費なしで強力な拡散攻撃をバンバン放ち、敵を斬滅する鏡流に周回・高難度ともにお世話になった人は多いはずだ。

 ブローニャやルアン・メェイ、ペラなどと組み合わせて鏡流のダメージをあげまくる編成は、当時の他アタッカーと比べても非常に強力だった。

 ただ実装が2年前のキャラクターという点から、今では倍率などが追いつかず、メインで使用するのはなかなかに難しくなっている。そんな鏡流に与えられた強化は下記の通り。

  • スキルダメージなどが最大HPを参照するように
  • 味方のHP減少で朔望を獲得し、会心ダメージがアップ
  • 転魄状態時の朔望上限がアップ
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 もうめちゃくちゃに強くなった。

 自己バフの獲得は言わずもがな、攻撃の参照がHPになったことで現代のバッファー(ヒアンシーなど)と噛み合うようになった。

 そして1番の注目点は、強化状態である転魄の維持が非常に長くなったこと。これまではスキルか必殺技でしか獲得できなかった朔望が、味方HPの消費でも手に入るようになった。1度、転魄状態になれば戦闘が終わるまで、ほとんどそのままで戦えるのは革命的だった。

 ダメージの方も比較したが、しっかりとダメージも上がっている。実際のダメージは下記の画像を確認してほしい。
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鏡流のステータス
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未強化の必殺技ダメージ
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強化済みの必殺技ダメージ
 鏡流のメインウェポンである強化スキル攻撃は、単体のボス相手に未強化で201007だったが、強化状態で287647に上昇。約8万ダメージの差だが、これをバンバン放つので、バトル終了までの速度はかなり上がっていた。

 また、ある程度のバフを入れた状態の必殺技でも約51万ダメージほどで、かなり強力に。
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 オートモードでの討伐時間も約30秒ほどの短縮に成功。HPゲージの減りや周りに出現する雑魚敵の解けるスピードもかなり早く、爽快感も抜群。
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鏡流におすすめの遺物/オーナメント

 遺物とオーナメントについて。戦闘スキルおよび必殺技によるダメージをアップできる“知識の海に溺れる学者”4セットと、HPのアップと会心ダメージを盛れる“静謐な拾骨地”がおすすめだ。
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鏡流を入れたおすすめパーティ編成/相性のよいキャラ

 編成はハイパーキャリーをするなら、トリビーやサンデー、記憶開拓者、そしてヒアンシーがおすすめ。また、刃でも解説したがダブルアタッカーをする場合は、刃やキャストリスといったキャラと組み合わせるといいだろう。
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 以上、待望の第1弾となる強化キャラクターをざっくりと紹介してみたので、今後入手するかどうかの材料にしていただければと思う。

 筆者は星核ハンターを箱推していることもあり、今回また推したちを連れていける機会が増えることがとても嬉しい。中でも銀狼が大好きなので、キャラ強化の中で個人的に一番嬉しいのは銀狼だった。また、めちゃくちゃ強くなった鏡流で、オンパロスのキャラが活躍することが多い現環境がどうなるかにも期待したいところだ。

 個人的には「このキャラも強化してくれ!」というキャラはまだまだいるので、今後の強化にも期待したいところだ。

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