笛の奏でる美しい旋律がいまも耳に残る

主人公となるのは“ケヴェス”と“アグヌス”という相争うふたつの国家に所属する6人の少年少女たち。思いがけないことをきっかけに国家から追われる身となってしまうのだが、これまでの敵どうしが手を組み、国家の謎に迫っていく姿に心を打たれたプレイヤーは多かったはず。しかも彼らの寿命はたったの10年というから切ない。儚い命の中、戦うために生き、生きるために戦う姿にはさぞかし衝撃を受けたことだろう。
主人公のノアとミオは、戦場で命を落とした仲間を弔う“おくりびと”という存在。フィールドに点在する遺体やイベントなどでたびたび笛を奏で、悲しげだが美しい旋律で死者を弔ってあげる姿が印象的だった。


もちろん、遠くまで見渡せるフィールドは今作でも自由に探索が可能。切り立った崖や海のように巨大な湖など、現実を超えるような壮大な景色に息を呑んだプレイヤーは多かったんじゃないかな。絶景を探しながらの旅路はついふらふらと寄り道してしまうものだが、『ゼノブレイド3』ではナビゲーション機能を追加してくれており、目的地までのルートを赤い光で表示してくれるのがありがたかった。


また、主人公たちは特殊な力によってふたりのキャラクターがインタリンク(融合)して“ウロボロス”と呼ばれる巨人の姿に変身できるのも見どころのひとつ。ヒートゲージが上がり切って変身が解除されるまで強力なウロボロスアーツを自由に放つことができた。仲間がつぎつぎと攻撃を畳み掛ける総攻撃の"チェインアタック"につなげることも可能で、怒涛のラッシュは爽快な気分にさせてくれたものだった。













