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Switch2の“Cボタン”使ってみたらスゴかった。ノイズ除去や通話の文字起こしが可能、カメラの設定も簡単。『マリオカート ワールド』はおしゃべりしながらフリーランすると楽しい!

byけんけん

Switch2の“Cボタン”使ってみたらスゴかった。ノイズ除去や通話の文字起こしが可能、カメラの設定も簡単。『マリオカート ワールド』はおしゃべりしながらフリーランすると楽しい!
 2025年6月5日に発売された任天堂の新ハードNintendo Switch 2。前モデルからの進化は多岐にわたるが、中でも気になるのが、新機能“ゲームチャット”とJoy-Con 2(R)に搭載された“Cボタン”だ。本稿では、『マリオカート ワールド』での使用感も交えながら、それらを実際に触ってみた感想を紹介していく。
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Cボタンでスタート、ちっちゃいマイクが頑張ります

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 ゲームチャット機能は、Cボタンひとつで通話を始められる手軽さが魅力。プレイ中のゲームを中断せずにフレンドからのチャット招待に参加したり、ミュート設定を切り替えたりと操作は非常に簡単。チャットの参加や離脱がスムーズに行えるため、ゲームに集中したいときは一時的に離れて、また戻るといった使いかたもしやすい。
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 まずゲームチャット機能を初めて利用する際には、メールアドレスと電話番号による2段階認証が求められる。最初はやや手間に感じるかもしれないが、セキュリティを重視した仕様と考えれば納得できるだろう。オンラインで顔を合わせてコミュニケーションが取れるようになる機能である以上、これくらいの認証ステップがあったほうが安心感がある。むしろ、こうした仕組みが導入されていることで“ちゃんと守られている”という印象を受けた。

 ゲームチャットを使えば、ゲームを遊びながら最大12人でボイスチャットを楽しめる。チャット中にゲーム画面をリアルタイムで共有することも可能で、同じプレイを見ながら会話を交わせるのは新鮮だ。なお、ビデオチャットは最大4人まで。
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 ボイスチャットは本体内蔵マイクで利用できるため、専用の機材を揃えなくてもすぐ始められる点は非常にありがたい。通話ではマイクのノイズ除去機能も利用できる。ガサゴソと物音を立てても、声のみを拾ってくれた。ただし、騒がしすぎるとノイズ除去が強力になり当然声が聞こえづらくなるのでストレスのない通話のためにもなるべく物音は抑えめにしよう。
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本体上部のこんなちっちゃなマイクで音を拾っている。
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マイク付きのイヤホンを有線接続。イヤホンのマイクから音を拾ってくれる。
 テレビモード、テーブルモード、携帯モードいずれでも快適に使えて、編集部の広い会議室で試したときも、5m近く離れた位置からでも声でもしっかり拾ってくれた。また、本体や“Nintendo Switch 2 Proコントローラー”にヘッドホンマイクを接続して通話も可能だ。ちなみに、Bluetoothでワイヤレスイヤホンと接続することはできるがイヤホンのマイクは使うことはできない。

 アクセシビリティ機能も搭載している。会話内容をリアルタイムで字幕表示したり、テキスト入力したメッセージをAI音声で送信できる設定がある。
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文字入力は予測変換に対応しており、定型文の送信が手軽に行える。
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文字起こしの精度はそこそこ。

カメラはパッと背景透過、広角~ズームもイケる

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 別売の“Nintendo Switch 2 カメラ”をつなげば、ビデオ通話もできるようになる。カメラ機能はONにするだけで使えて、顔だけを抜き出す表示や背景透過などプライバシーに配慮した設定も備わっている。
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 ズーム切り替えもスムーズで、必要な部分だけ映せるのも便利だ。表情をアップにすることで、リアクションが伝わりやすくなり会話がさらに弾む。
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広角。これなら何人も同時に撮影できる。
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中間くらい。
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最大ズームでは、顔の細かい表情まで映し出せる。
 カメラ設定に関するレイアウトでは、標準、メイン画面を大きく、全画面の3パターンから選択可能。プレイスタイルや使用環境にあわせて、視認性の調整がしやすい設計となっている。なお、全画面表示に切り替えると自動でカメラがOFFになる仕様だ。
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標準
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メイン画面を大きく
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全画面

オンライでフレンドとフリーラン

 今回は、Switch2と同日発売された『マリオカート ワールド』で試してみた。オンラインプレイの待機中は“フリーラン”で広大なマップを自由に走り回れるため、ゲームチャットをつないだままフレンドが集まるまでのあいだも退屈せずに待機できるのがよかった。
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オンラインプレイ時にはカメラのON/OFF確認が行われる。
 チャットでつながっていると、参加者どうしの声かけもスムーズに行える。「いまどこにいる?」「そっち行くね」といったやりとりでコミュニケーションを取りながら、気軽に記念撮影も楽しめるのはうれしいポイントだ。
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見晴らしのいい場所に集まれば“映える”写真も撮れる。
 カメラを活用すれば、レース中にワイプでお互いの表情が映るのでリアクションが伝わりやすく、オンラインプレイがより一層盛り上がること間違いなし。いつか、最大12人でのボイスチャットを活用し、全員同じキャラクターで記念写真を撮ったりもしてみたい。
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 このゲームチャット機能は、2026年3月31日までの期間限定で無料提供中。実際に、友だちと顔を合わせているような感覚で遊べるので、気になった人はぜひこの機会に体験してみよう。
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