
- カスタム要素もある、爽快かつ自由度の高いバトル
- 多彩なアクションで行動範囲を広げていく達成感
- 牧歌的で創意に富んだ世界観&ストーリー
ハトヤ伊藤がおすすめするゲーム
『クリプト カストディアン』
- プラットフォーム:Nintendo Switch、PS5、PS4、XSX|S、Xbox One、PC(Steam)
- 発売日:2024年8月28日
- 発売元:Kyle Thompson、H2 INTERACTIVE
- 価格:PS5、PS4、PC(Steam)版は各 2860円[税込]。Xbox Series X|S、Xbox One版は各2350円[税込]
爽快かつ自由な操作性が魅力。冥界を旅する探索型アクション
親しみやすいビジュアルが気になり遊んでみたところ、アクション面も爽快かつ自由度の高い作りでハマってしまい、時間を忘れてプレイすることに……。
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戦闘は掃除員らしく(!?)、ホウキを使って戦うスタイルなのだが、操作性が非常によく、怒涛の連続攻撃や、ジャンプで敵の攻撃をかわしながらの反撃など、さまざまなアクションが楽しめる。
さらに、体力を上昇させたり、特定の条件で攻撃力がアップするなど、プルートの能力を強化する“アップグレード”や、必殺技にあたる“スペシャル攻撃”なども、ストーリーの進行に応じてどんどん増えていく。これらはセットできる個数に制限があるため、自身のプレイスタイルであったり、これから攻略するエリアの特性に合わせて、その都度、ベストな組み合わせを考えるというトライ&エラーの要素も、アクションゲーム好きには刺さるポイントだ。
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また、要所で登場するボスキャラクターとのバトルはなかなか硬派で、難度“ふつう”でプレイしても、緊張感溢れる立ち回りが楽しめた。
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こうした戦闘における爽快感に加え、さまざまなアクションやギミックを駆使して道を切り開いていく“マップ探索のおもしろ味”も、併せて紹介したい本作の見どころ。
ゲーム開始時点でできる行動は攻撃とジャンプだけだが、緊急回避や空中ダッシュなど、進行に合わせてアクションの種類は徐々に増えていくので、これらを組み合わせることでいままで行けなかったエリアにもどんどん進めるようになる。
そうしてマップが埋まっていき、達成度が高まっていく感覚は、やり込み派にはたまらないポイントといえるだろう(達成度はゲームを再開する際、セーブデータの選択画面で確認できる)。
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そしてなんといっても、のほほんとした独創的な世界観&ストーリーも、本作を語るうえで欠かせない特徴のひとつ。
理不尽な理由でプルートを掃除員に任命する冥界の守護者・ケンドラを始め、死後の世界の住人たちはいずれも個性的かつちょっと脱力系なキャラクターばかり。巨大な怪物に飲み込まれるなど危機的な状況でも慌てず自分のペースで行動するさまは、見ていて思わずほほが緩んでしまう。
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そんなキャラクターたちの現在にいたるまでのバックストーリーがわかる写真や、いつでも好きな曲が聴けるレコードの収集など、作中にはいくつかのコレクション要素も用意されているので、本作をプレイする際は全マップをくまなく探し、アイテムのコンプリートにもチャレンジしてみてほしい。
Writer:ハトヤ伊藤
とにかく「これだ!」と思ったら、前知識なしで飛び込む“直感型”ゲーマー編集者。最近はこれまで未挑戦のジャンルを攻め、手軽なインディーゲームをよくプレイしています。