- ドット絵で描かれるキュートで個性的なキャラクターたち
- さまざまな謎を秘めた、先が気になるストーリー展開
- タイムループの間隔が短いので何度もプレイしたくなる
高月堂がおすすめするゲーム
『春待ちトロイダル』
- プラットフォーム:Nintendo Switch、PS5、PS4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC(PC版はさめさめサメーションより2023年8月3日発売、価格は800円[税込])
- 発売日:2024年8月16日
- 発売元:ケムコ
- 価格:各1430円[税込]
謎めいた離島でクラスメートと過ごす、卒業式までの10日間
それを見たとき、「ようやく終わったか」、「もう少しこの世界で遊びたかった」など、ゲームによってそれぞれ異なる感想が浮かぶかと思いますが、本作をクリアーした感想は、「こちらこそ、いいゲームを作ってくれて、遊ばせてくれて、ありがとう」でした。
本作は、悪魔を名乗る少女に頼まれ、離島の高校で卒業式までの10日間を転校生として過ごすアドベンチャーゲームです。目的は、無事に卒業式を迎えること。



最初は卒業する前に事件が発生し、1日目からやり直すことになります。事件を食い止めるために、クラスメートと会話をして情報を集めますが、なかなか阻止することができず、何度もループをくり返して……というのが大まかなストーリー。小さな離島、タイムループ、謎めいた信仰といった題材が好きな人、ループものや伝奇ミステリーにハマれる人なら、この世界で魅力的な体験ができるはずです。
謎を解くためにもっとも重要なのが、クラスメートとの会話。個性豊かな生徒たちと何度も会話し、情報を集めていきます。ギャル、優等生、体育会系、ゲームオタクなど、個性的すぎるクラスメートが揃っていますが、話してみるとみんなとってもいい子。



自分はいわゆる“不思議系”のキャラをあまり好きになることはないのですが、本作の“ふわ子”はかなりツボに入ってしまいました。ふわ子かわいいよふわ子。でも、悪魔もかわいいよ悪魔。


ちなみに会話は選択式ではなく、カードバトル形式です。手持ちのカードから1枚を選び、カードの数字が相手のものより大きければ勝ち。1回の会話でカードを4回出しあうというシンプルなルールです。
最初は「こんな相手に勝てるわけないだろ!」と思うほど強いカードを持っているキャラもいますが、ループのたびに自身の能力やカードを強化できるので、ループを重ねれば圧勝できるようになり、勝ち負けを気にせず物語に集中できます。


“トロイダル”とは、簡単に言うと環状体、ドーナツ状のものを指すようです。魅力的なクラスメートたちと過ごす、春の手前のループを楽しんでください。そしてループの先にある“春”をみんなでいっしょに迎えてください。
ちなみに、家庭用ゲーム機版はパラメーターを引き継いで最初から始めるモードや、おまけコンテンツが収録されているので、興味がある方はぜひ。
そして最後に、本作を手掛けた“さめさめくん”さんは、新作『ユメザメの仮説』を開発中とのこと。こちらも独特の雰囲気で、とても楽しみです。
Writer:高月堂
もしも自分がタイムループできるなら何がしたいか、真剣に考えてしまいました。まぁできないんですけどね。だからせめて生きてるあいだはよいことをして、輪廻転生ガンバロ★

















