絵コンテ打ちが終わらない

本来であれば、作画監督や演出の方も入って行われる打ち合わせですが、作中ではその前段階として監督と脚本家が事前に確認をしているという設定になっています。
これもマンガ的な演出となっているわけですが、あまり登場人物を増やしてもごちゃごちゃしてしまうのと、どちらかというと監督と大物脚本家との関係性を描くためにこのシチュエーションを作っていますので別に不自然なことではありません。
そしてこういった絵コンテ打ちは相手にもよりますが、本当にこうしてぜんぜん進まないこともあるんです。
前回のエピソードで「進むときは一気に進む」なんてことを言ってましたが、今回はその逆だということですね。
ドツボにはまると(作中のように)ずっと同じシーンについて大人たちが永遠に語り合っていてなおかつ答えが出ないなんてことは起きえるんですよね。
もう少し監督自身に明確な権限があればスムーズだったりもするのですが、今回のようなケースは総じて難航します。
言ってることが全部正しい

つねに正しいことを言っていればいいわけでもないんですよね、制作というものは。
時には正しいとはわかってはいても捻じ曲げないと進まないことってあるんです。
正しいことしか言わない人はミーティングには不向きだったりもします。
「正しいことはわかったうえで、どうする?」
本来はこういった前向きな議論が必要なんです。時間も予算も人員も限られているのですから。
前に進めるための話し合いが健全な打ち合わせです。
これも本来であれば担当プロデューサーの仕事なんです。
が、ご覧の通り、立場が弱い西野くんにはうまく回せていないようですね。
手を動かして欲しいなぁ

自分で書いていて笑ってしまうくらいにここはリアルなんです。
大御所の先生は本当にいろんなところで口を挟んでこられます。
で、自身の仕事は一向に進まない。
そりゃそうですよ、関係のないところで意見を出し続けているんですから。
「せめてペンを持って欲しい」
これまでに何度このセリフを言葉にしてきたことでしょう。
だから監視し続けないといけないし、合宿と称した軟禁状態を作り上げる必要があるんです(言っちゃった)。
松島先生の次回予告カット

難航しているアニメ制作会議ですが、一方で陳マイクに呼び出された西川さんの今後も気になりますね。
次回マンガ『チェイサーゲーム』は2025年4月28日(月)に掲載予定です。





















