
日本の神話や昔話をモチーフにした世界を舞台で描かれる心温まるドラマ
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無味乾燥だった背景が、鮮やかな彩色画のように塗り替えられていく様子は、本物の生命の息吹と錯覚して草いきれを感じてしまうほど。あまりの絶景に言葉を失ってしまうプレイヤーも多かっただろう。第10回文化庁メディア芸術祭のエンターテインメント部門の大賞、2007年度日本ゲーム大賞の優秀賞などを受賞しているのも頷ける。
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ほかにも戦闘中であれば、刀で斬りつけるように一閃したり、花火玉のような爆弾を出現させてダメージを与えたりするなど、必殺技のように戦闘を有利に進めるといった使いかたもできた。まるで絵を描くような操作感は、プレイステーション2のゲームとしてはかなり特異なもので、筆者は当時夢中になって筆を走らせたものだった。
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また、楽曲の評価もとても高く、週刊ファミ通2019年8月15日増刊号で行ったアンケート企画“ゲーム音楽 最高の1曲”では、『大神』の“太陽は昇る”が1位に選ばれた。
移植版としてWii版が2009年10月15日に発売。筆しらべのシステムから、Wiiが最初だったように錯覚してしまいがちだが、こちらが移植作。そのほか、HDリマスターされたプレイステーション3(PS3)用の『大神 絶景版』が2012年11月1日に発売された。現在は、『絶景版』がNintendo Switchやプレイステーション4(PS4)、Xbox One、Steamなどでも発売されており、あらゆるハードでこの名作を楽しむことができる。続編の位置付けとなるニンテンドーDS用『大神伝 ~小さき太陽~』もある。
2024年に行われた“The Game Awards 2024”(日本時間12月13日に開催)で、『大神 完全新作』(続編)プロジェクト“大神SEQUEL”が発表された。どのような冒険が待っているのか、続報を楽しみに待とう。