
時代を問わずに遊べる、ロジックパズルの金字塔
『マリオのピクロス』は、1995年に発売されたゲームボーイ向けのパズルゲーム。“ピクロス”は“ピクチャークロスワード”の略称で、タテ列とヨコ列の数字を頼りに15×15のマスを削って、隠されたイラストを完成させていくというルール。収録ステージは全256問。
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/36509/afe07eee1f0268775c646e844b05bff2d.png?x=767)
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/36509/ad9b6f4554ead74cebd62effb6a671a52.png?x=767)
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/36509/a9a11768d2c2eea7c331011b06a7d4eb2.png?x=767)
書かれた数字は“連続して削ることができるマスの数”を示しており、“1、2、1、2”とあれば、ひとマス、ふたマス、ひとマス、ふたマス……となるのだが、そのあいだのマスがどれだけ空いているのかはわからないため、ほかのマスから推測していく必要がある。
と、文章でルールを説明すると難解に感じるのだが、だんだんとルールやコツを理解していくと、知らぬ間に数時間経つほど没頭してしまう魅力を持っている。ちなみに、筆者はこの記事のために“Nintendo Switch Online”でプレイしたのだが、気づけば1日経過していた。いや、これも仕事である。決して、ただただ遊んでいたわけではない。
隠されたイラストは、“ピクロス”というマスを削る特性を活かしたドット絵。普遍的なものから任天堂のゲームに関連したものまでさまざまで、考古学者風のマリオがこのイラストを掘り出すために数分~数十分と時間を費やしている姿を想像すると、いろいろおもしろい。
“Nintendo Switch Online”では、ファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイなどのゲームが遊べるが、筆者はとある月で、数々の新作を押しのけ、Nintendo Switchでいちばん遊んだゲームが『マリオのスーパーピクロス』になったことがある。“ピクロス”は30年経っても色褪せないコンテンツということの証明だなと実感するとともに、さすがにやりすぎたと反省した。
この記事のために始めた『マリオのピクロス』が同じことになりそうで怖い!