
プレイステーション5(PS5)の発売から12⽉末までの累計販売台数は、プレイステーション4(PS4)より⾼い価格帯設定にもかかわらず、発売後同じ期間でのPS4累計販売台数とほぼ同⽔準に。ビジネス経緯では、PS5の全世界累計販売台数は7490万台以上となっている(2024年12月31日時点)。
PS5を購⼊したユーザーのうち4割強が新規ユーザーになっており、PS4アクティブユーザー数の減少ペースが緩やかになっていることと合わせて、⽉間アクティブユーザー数(MAU)の増加に⼤きく貢献している。また、プレイステーション(PS)全体の12⽉のMAUは、前年同⽉⽐5%増、PS史上最⾼となる1億2900万アカウントを記録し、総プレイ時間も前年同期⽐2%増と、7四半期連続で前年同期の実績を上回る結果となった。
ファーストパーティー・ソフトウェアでは、2024年12⽉13⽇に開催された“The Game Awards 2024”において、ファーストパーティー・タイトル『ASTRO BOT』がGame of the Year、Best Family Gameなど最多4部⾨を受賞。ライブサービスゲーム『Helldivers 2』もBest Ongoing Game、Best Multiplayer Gameを受賞している。
ファミリー向けタイトルやライブサービスゲームといった、今後拡⼤を⽬指し注⼒しているジャンルのタイトルで受賞できたことについて、より幅広いタイトルポートフォリオの構築に向けた⼤きな成果として捉えているという。
来年度(2025年)には、⼤型タイトル『Ghost of Yōtei』や『DEATH STRANDING』の続編などの発売を予定しており、ファーストパーティー・ソフトウェアのさらなる収益拡⼤に期待しているとのこと。ほか分野の詳細についてはソニーグループの決算短信・業績説明会資料にて公開されている。