
世界で絶賛され『モンハン』は新時代へ
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当初はPS4版のみが発売されたが、2018年8月10日にはPC版、2024年6月5日にはXbox One版(※北米、欧州ではXbox One版はPS4版と同時発売)も発売。全世界での販売本数が2090万本を突破し、『モンスターハンターワールド:アイスボーン マスターエディション』を含めると2700万本ものセールスを誇るモンスター級のタイトルだ。
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発売後はすぐに世界各国から絶賛の声が届いて正直驚いた。『モンハン:ワールド』以前は『モンハン』シリーズの人気は日本のみが突出していて、海外では日本ほど盛り上がらないというのが通説だったのだが、本作は海外でも日本に負けないくらいの盛り上がりを見せてくれていた。
ほとんどの人が想像もしていなかった出荷本数1000万本突破を2018年8月20日に早くも達成。これは単一タイトルとしてはカプコン史上初の記録(当時)でもあり、筆者はとても信じられないくらいのうれしいニュースだったと記憶している。その後もどんどん増える出荷数のニュースにゲームファンの誰もが度肝を抜かれ、同時に誇らしく思ったんじゃないかな。
何もかもが新しくなった『モンハン:ワールド』の要素の中でもひときわすさまじく感じられたのは、リアルさを増して美しくなったグラフィックだろう。モンスターたちの肌の質感に思わず鳥肌が立ってしまったのは筆者だけではないはずだ。
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さらに多彩な地形のエリアがシームレスにつながっていて、フィールドの広大さに驚愕。とくに“古代樹の森”の作り込みはケタ違いで探索する楽しみ自体もいままでと比較にならないくらいパワーアップしていた。地形を利用できるフィールドギミックも複数あり、偶然からドラマチックな展開になることも多々あった。
ピッケルなどの消耗品だったアイテムが際限なく使用可能になったり、導蟲(しるべむし)が目標に誘導してくれたりするなど、多くの部分で利便性が大幅に向上しているところもうれしかったポイント。救難信号によってクエスト途中の参加も容易になり、ヘルプ要請がめちゃくちゃ気軽に。とくにソロがメインだったプレイヤーにはありがたい機能だったんじゃないかな。
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2019年9月6日には、前述の大型拡張コンテンツ『モンスターハンターワールド:アイスボーン』が発売開始。いままでは“G”を冠するアップグレード版が別のソフトとして発売されていたが、本作からは拡張コンテンツとして発売されるようになり、『モンスターハンターライズ:サンブレイク』でも同様の方法で拡張された。
今年(2025年)2月28日には、シリーズ最新作となる『モンスターハンターワイルズ』が発売予定。対応機種はプレイステーション5(PS5)、Xbox Series X|S、Steam。記事を読んで、しっかりと予習をしておくべし。