『学マス』開発元QualiArts、純利益5000万円→31億円に大幅増益(前年比6214%増)。『アイマス』パワーで急成長

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『学マス』開発元QualiArts、純利益5000万円→31億円に大幅増益(前年比6214%増)。『アイマス』パワーで急成長
 サイバーエージェントの子会社QualiArts(クオリアーツ)の第8期決算が2024年12月16日付の官報で公開された。

 QualiArtsは、2024年5月16日にサービスを開始したスマートフォン向けゲームアプリ『学園アイドルマスター』(学マス)の開発・運営をバンダイナムコエンターテインメントと共同で行っているほか、『ガールフレンド(仮)』や『IDOLY PRIDE』(アイドリープライド)の開発・運営も担っている。

 QualiArtsの第8期決算は号外(第290号)の95ページに掲載。2023年10月1日~2024年9月30日の純利益は31億700万円で、前期(5000万円)と比較して6214%増。純資産は76億3500万円と、前年(30億6500万円)から2倍以上となった。
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[IMAGE]※画像はインターネット版官報より引用。
 急成長の要因と思われるのは、やはり今年サービス開始したゲームアプリ『学園アイドルマスター』。『アイマス』シリーズ最新作となる同作は、アイドル養成学校の生徒たちをプロデュースするアイドル育成シミュレーション。プロデューサー科の新入生として個性豊かなアイドルの卵たちをプロデュースし、新たな舞台で描かれる学園生活を楽しみながらトップアイドルへと育てていく。

 同作は、リリースと同時に2024年5月の日本のモバイルゲーム収益成長ランキングにおいてトップに立ったほか、リリース1ヵ月でバンダイナムコエンターテインメントのモバイルゲーム別収益シェアの41%を占めるなど大きな支持を受けるタイトルとなった。11月には200万ダウンロードも突破している。
 なお、『学園アイドルマスター』はPC版も配信予定。プラットフォームの拡大にともない、来年以降もかなりの利益が見込めそうだ。
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集計期間: 2025年03月16日23時〜2025年03月17日00時