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『LIGHT OF MOTIRAM』巨大な機械相手に斧や剣で立ち向かうオープンワールドクラフトサバイバルPV公開。100種類以上の機械獣ペットや、オンライン協力マルチプレイも

byカイゼルちくわ

『LIGHT OF MOTIRAM』巨大な機械相手に斧や剣で立ち向かうオープンワールドクラフトサバイバルPV公開。100種類以上の機械獣ペットや、オンライン協力マルチプレイも
 ロボやメカには、何歳になっても心惹かれるものがある。精巧ながら巨大なマシンが大迫力で描かれるタイトルには、無条件で目を奪われてしまう方も多いだろう。

 少し前には、いわゆる“ロボゲー”ブームもあった。それらが落ち着いたいまでも、メカを求めるゲーマー諸兄は多いはずだ。たとえば、こんなメカはどうだろう。
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※Polaris Questの提供でお届けします。
 こちらは2024年11月29日(金)に情報が初公開となった新作タイトル『LIGHT OF MOTIRAM』のキーアートだ。対応機種はPC、iOS、Android。PC(Steam&Epic)で、ストアページも公開された。
 動物型メカというよりは無機物寄りで、むしろキャノン砲を背負っていたりと、兵器に寄ったデザイン。かわいいというより、かっこいいという言葉がふさわしい。

 プレイヤーはこの巨大な機械と雄大な自然が織り成す世界で、さまざまなクラフトを駆使して生き延び、世界のさまざまなエリアへと冒険に出ることになる。
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遠めから見ても非常に巨大な機械と、自然の草木がなぜか融和している。
 機械に対してプレイヤー(人間)の姿はかなり原始的にも見えるが、どのような世界観になっているのか。本記事では発表された第一報の内容紹介に加え、キーアートやPVから推測できそうな本作の世界に迫る。

機械と自然が交わる、不可思議ながらリアルな世界

 『LIGHT OF MOTIRAM』は新作オープンワールドクラフトサバイバルタイトル。開発はPolaris Questが担当する。かなり大規模なタイトルのようだが、Free-to-Play(基本プレイ無料)となっている。
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なんらかの原因により人類側の文明はかなり衰退しているようだが、乗り物にするなど、機械獣(メカニマル)を制御する技術は残っているようだ。
 「生き延びろ」というのは誇張表現ではない。事前に見せてもらったPVでは巨大な機械の獣に対して、いくつかの金属板を束ねてクラフトしたと思われる両手持ちのハンマーや、盾と斧といった原始的な武器で立ち向かうシーンが見られた。
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大きさだけでなく、装備の文明度もかなりの差があるように見える。これで勝ち目はあるのだろうか。
 戦闘については、いわゆる『ダークソウル』シリーズや『モンスターハンター』シリーズのような、一撃一撃に重みがあるもののようだ。回避やガード、カウンター、格闘技術などの要素もあるとのことで、これらが文字どおり生死を分かつことになるかも知れない。
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見るからに戦闘向けに設計されている機械の獣たち。これらに斧やハンマーといった武装で立ち向かうとなると、かなりの覚悟がいる。
 また、機械が自然を淘汰したり汚染したりすることなく、むしろ融和しているように見えるのもこの世界の特徴だ。PVでは巨大な機械獣が歩いたあとの足跡に、草木が芽吹いていくシーンがあった。

 AIに支配された機械は、自然についてはむしろ守っているのかも知れない。そんな機械が、なぜ人類にとっての脅威になっているのか。想像が膨らむところだ。
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高度な機械文明の痕跡に、自然が深く融和している。
 この世界には機械以外にも、生き残るうえで脅威になる要素が多数ある。近年の高品質な物理エンジンを導入した本作では、柱やレンガのひとつひとつに物理法則が働き、組みかた次第で建築物は見た目だけでなく、堅牢さも変わってくる。
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 テスト段階で、すでに100以上のサバイバルに関するリアルな遊びが盛り込まれているとのこと。たとえば、釣りでは現実と同じようなテクニックを使って楽しめるように設計されている。また、自然と生きるうえで経験しそうなハプニングも存在。
  • 切り倒した木の下敷きになる
  • 焚火の設置方法が悪いと、煙にむせる
  • 雨の日に金属製の装備を着ていると落雷を受ける
 さらに、生存に関わる予測不可能なイベントの発生なども追加で盛り込まれる。PVでは放電を伴う砂嵐が吹き荒れるシーンなどが見られたが、そうした災害や機械の襲来に備えるのはひと筋縄ではいかなそうだ。

機械獣や仲間の力を借り、冒険の旅へ

 建築のほかにも生きるために必要な食料の生産など、さまざまなサバイバル要素がプレイヤーのまえに立ちはだかる。だが、ひとりですべてに対処する必要はない。小型の機械獣をペットとして収集し、生産や戦闘など、さまざまな役割に割り当てられる。

 味方になる機械獣のペットは、かっこいいものから愛らしいものまで種類はさまざま。カスタマイズや育成が可能な100種類以上のペットがおり、頼もしい仲間になってくれる。

 オープンワールドとなっている本作にはクロスプラットフォーム・グローバルサーバーが用意されており、協力オンラインマルチプレイが可能。生産や建築、機械獣との戦闘など、さまざまな場面で協力できる。
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機械獣の襲撃や災害に備えるという性質上、マルチプレイで砦のような共有拠点を建築できる可能性が高いだろう。
 機械獣のペットやマルチプレイヤーの協力を得ることで、プレイヤーにはただ拠点で生き延びるだけでなく、新たなエリアへと探索の旅に出る余裕も生まれる。

 本作の世界はリアルなだけでなく、さまざまな特徴を持つエリアが連なった広大なものとなっている。メインのストーリーラインはこれらのエリアを探索し、世界にまつわるなんらかの謎に迫っていくことで進行すると思われる。さらにどのエリアから冒険するかという自由度や、ボス個体の巨大な機械獣に挑む緊張感と撃破による達成感なども魅力になるだろう。
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 平原や雪山、砂漠などの自然環境の変化に加え、謎の建造物“モディウラの目”など、文明の遺物も各地にそびえ立つ。これらの発見は、プレイヤーに何をもたらすのだろうか。

 おそらくは各エリアで捕獲できるペットや、手に入る素材も変化していくのだろう。それらを利用してクラフトを進め、強力な装備の生成や、水まきや養殖の自動化などといった生産設備の充実と拡大を重ね、より遠くの危険なエリアの探索に挑戦する準備を整えていく。基本的なゲームフローは、このような形になっていると思われる。

 PVでは機械獣のペットを用いた滑空や、搭乗することで水面を高速移動で、そのままシームレスに空へと飛び立つ模様も描かれていた。広大な世界も、ペットの力があれば快適に旅することができそうだ。
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探索の果てになにが見つかり、どんな物語が生まれるのだろうか。メカ要素だけでも心躍るが、冒険という点でもじつにワクワクさせてくれる世界だ。
 これだけの心くすぐる世界に、基本プレイ料金無料で飛び込めるというのはじつに気になるところ。ぜひ一刻でも早くプレイしてみたいところだが、現状リリース時期は未定。引き続き情報を発信していく予定とのことだ。
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 機械獣の魅力に加えてリアルなサバイバルシムと、さらに謎めいた世界を舞台とした壮大な冒険という、RPGファンの心をがっしり掴む要素まで兼ね揃えた本作。SteamとEpicではストアページも公開されているので、気になる人はぜひブックマークして続報を逐一受け取っていこう。
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