2Dと3D作品双方の魅力をミックス
なお、タイトルに付けられた“ランド”は同じ携帯ゲーム機であるゲームボーイで展開した『スーパーマリオランド』を、“3D”には『スーパーマリオブラザーズ3』の“3”の意味も込められており、『スーパーマリオブラザーズ3』で初登場した“たぬきマリオ”が本作でも復活している。
3D視点の作品でありながら、いわゆる“2Dマリオ”のようなコース上の仕掛けが満載で、2Dと3D作品の魅力的な部分をミックスさせたような作りになっているのが大きな特徴。立体視で見ていた場合のみすぐピンとくるような騙し絵風の仕掛けなど、ニンテンドー3DS本体の機能をフルに活かした要素も多数存在している。
そういえば、珍しい試みとして『ゼルダの伝説』をオマージュしたコースも存在。見た目はトップビューの初代『ゼルダ』のダンジョンそのままで、燭台に火を灯せばおなじみの謎を解いたときの効果音も聴けるのだから思わず驚いてしまった人も多かったのではないかな。ちょうど『ゼルダ』が25周年のタイミングだったらしく、これまでの『マリオ』になかったチャレンジをしてみた模様だ。