イベントには、番組主宰(メインパーソナリティー)の原紗友里さん(本田未央役)、青木瑠璃子さん(多田李衣菜役)に加え、ゲストとして高森奈津美さん(前川みく役)、のぐちゆりさん(及川雫役)、集貝はなさん(的場梨沙役)が登壇。“宴”をテーマに、放送開始10周年を迎えた番組をトーク&ライブで盛大にお祝いした。
本記事では、昼夜の2部構成で行われたイベントの模様をダイジェストでお届け。イベントの模様は、後日“CINDERELLA PARTY!”のチャンネル会員向けに配信予定のため、詳しくはそちらをチェックしてほしい(※)。
昼の部
続けて、『シンデレラガールズ』モノマネが得意だというのぐちさんへ、新ネタのリクエストが。それを受けて、最近よくやっている、長江里加さん(久川颯役)との日常のやり取りを実践。そのクオリティの高さに、思わず会場から笑いが沸き起こった。
その流れで、高森さんが国民的人気キャラクター・ハム太郎の「へけっ」を、集貝さんが『相棒』で冠城亘が危険な場面に遭遇しているときの杉下右京のモノマネを披露。ユニークなモノマネで会場を盛り上げていた。
つぎのプログラムは、“ステムでイントロドン”。音楽のファイルは、ドラム、ベース、ボーカル、ハーモニー、メロディーなどの複数のデータで構成されており、これをステムと呼んでいる。このステムデータを聞いてイントロクイズを行うのが本プログラムだ。
クイズとして登場したのは、『ØωØver!!』、『モーレツ★世直しギルティ!』、『Shine In The Sky☆』、『Orange Sapphire』と、ゲストになじみ深い楽曲が中心。ただ、最初はギターのみといった単体データが流され、徐々にメロディーなどデータが追加されていく出題形式となっており、出演者たちは苦戦。
しかし、徐々にデータが追加されて印象深い音が流れると、続々とひらめいていき、クイズ中には出演者みんなで合唱する場面も。プロデューサーたちも、正解がわかり次第、歌唱に参加しているアイドルたちの属性カラーのペンライトを振ってヒントを示したりと、会場みんなで和気藹々と楽しんでいた。
ちなみに、優勝したのはのぐちさん。賞品として、外に漏らしたらやばいステムデータのCDが送られることが明かされると、機密データを取り扱うのはプレッシャーなようで「いらないかもしれない……」と思わず不安を漏らしていた。
トークパートの後はライブパートへ。ライブパートを待つあいだには、『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』9周年ライブの舞台裏のリポート係を務めた原さんと新田ひよりさん(道明寺歌鈴役)が、会場付近のBBQビアガーデンを満喫する様子が公開されていた。
映像上映後はライブパートへ。1曲目は、主宰の青木さんと原さんによる、『デレパ』10周年記念新テーマソング『でれぱ 拾年の宴』。神々しさとお祭り感が融合したアップテンポな同曲を楽し気に歌い上げた。
続けて、ふたりによる『デレパ』オリジナル楽曲のメドレー。10年間の思い出が蘇る珠玉の楽曲の数々で観客を楽しませる。『デレぱにぱにック』では、原さんがダンボールっぽい素材で作られたギターでエアギターしつつ、楽曲終盤にはそのままギターを折るといった愉快なパフォーマンスも展開して、会場を盛り上げていた。
つぎは、ゲストによるパフォーマンス。『ニャンと☆スペクタクル』(高森さん)、『Milky Mode』(のぐちさん)、『GEMSTONE』(集貝さん)と、それぞれソロ曲を披露。『ニャンと☆スペクタクル』では、曲中の早口パートの際に原さんと青木さんが〇×のプレートをもって駆けつけ、高森さんが無事言い終えることができるかを見守る場面が。正誤合わせてプレートを掲げるとそれに応じて効果音も鳴る演出で、観客を一層楽しませた。ソロ曲の後は3人で『Gossip Club』を歌唱。魅惑的な表情を見せながらのパフォーマンスで会場を魅了した。
その後は、原さんと青木さんによる『Treasure☆』。曲中には、“敵”と書かれたTシャツを着て、これまた手作り感満載のハリボテの悪魔のキャラクターを掲げた敵(スタッフ)が乱入。それに対抗すべく、ゲストも登場して無事撃退。ステージが平和になったところで、5人全員で同曲を高らかに歌い上げた。最後に『Stage Bye Stage』を披露して昼の部は締めくくられた。
夜の部
つぎに、好きな人に振られた後にストレス発散のため“ヒトカラ”に訪れると、隣の部屋の男女が『エヴリデイドリーム』をデュエットで歌っており、なんともいえない気持ちになりながらもとっさに『あいくるしい』を入れたというプロデューサーから、“カラオケ定番の『シンデレラガールズ』の楽曲は?”とお便りが。
あまりに濃いエピソードに思わず会場が笑いに包まれる中で、のぐちさんが声出しのために雫の曲を歌ったりすることや、集貝さんが『無重力シャトル』をライブで歌いたいとずっとアピールしているのに、いまだ叶っていないのでその欲を発散するために『無重力シャトル』を歌っているなど、各々のカラオケの過ごしかたが明かされた。
続いて、選ばれた人がヘッドホンで楽曲を聴き、その楽曲に合った即興ダンスを披露して、その曲名を当てる“クイズコンテンポラリー”を実施。
出題された楽曲は、対象者がライブで踊ったことのない楽曲とのことで、挑戦する前には不安な様子の出演者たち。しかしながら、高森さんは腕を広げながら指で割っかを作り、インドの神っぽい振り付けで『アッパレ♪Mahara★Japaaan!』を踊ったり、集貝さんは遠くを指差したり手でうさ耳を作って『メルヘンデビュー!』を表現したりなど、少ない情報から的確に楽曲を表現して正解へと導いていた。
ちなみに、時間に余裕があるということで、主宰のふたりも挑戦。原さん、青木さんともに冒頭のサビ部分をほぼ完璧に再現して『OTAHEN アンセム』を踊るという、長年連れ添ったふたりの絆(?)も感じられる場面があった。
その後のライブパートは、昼の部と同じ流れで進行。MCでは、『でれぱ 拾年の宴』について、曲中にこれまで登場した番組テーマ楽曲の要素が散りばめられていると、改めて新曲の魅力も語られた。
一通り楽曲を披露し終えたところで、最後に『Stage Bye Stage』を歌唱。とことん10周年の宴を楽しみ、イベントは幕を閉じた。