『ブルアカ』全世界収益の7割を日本が占める。ユーザーからの平均収益は約6300円。継続率もリリース7日目時点で35%以上と高水準を維持していた

『ブルアカ』全世界収益の7割を日本が占める。ユーザーからの平均収益は約6300円。継続率もリリース7日目時点で35%以上と高水準を維持していた
 Sensor Towerは、2024年8月4日に3.5周年を迎えたスマートフォン向けアプリ『ブルーアーカイブ』(以下、ブルアカ)に関する収益データを公開した。

 市場別シェアにおいては、日本がダウンロード数で34%、収益で72%のシェアを占め、世界最大の市場となっているという。Sensor Towerのデータによると、日本の平均RPDは45ドル以上を記録。韓国やアメリカとの大きな差が確認できる。

 また、日本は継続率においても高水準を維持しており、7日目で35%以上、30日目で20%近く、90日目でも10%以上と
『ブルアカ』が日本市場にマッチしていることが窺える。
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以下、リリースを引用

3.5周年を迎えたブルアカは日本が最大の市場、ストーリー性の高い女性キャラゲーム好きの若い男性から大きな支持

2024年8月4日に日本でのリリース3.5周年を迎えた『ブルーアーカイブ』。同作は、韓国、アメリカ、中国などでもリリースされていますが(2024年7月末時点)、日本が最大の市場でMAUやRPDでも圧倒的なデータが確認できます。
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ブルアカ世界収益の70%を占める日本、RPDは韓国・アメリカよりも高くMAUも高水準を維持

2021年2月に日本でリリースされた『ブルーアーカイブ』(Yostar)は、プレイヤーが学園都市「キヴォトス」の先生となって、個性豊かで魅力的な生徒たちと共に絆を深めながら問題を解決していくというストーリー。日本では「ブルアカ」の名称で親しまれるモバイルスクワッドRPGです。

2024年8月4日に日本で3.5周年を迎えた同作は、7月22日からゲーム内イベントや限定パックの発売などを開始しました。また、8月からはコンビニエンスストア「ローソン」や温泉施設「祭の湯」とのコラボなど、ゲーム外でのプロモーションも積極的に展開しました。

Sensor Towerのデータによると、2021年2月4日から2024年8月3日までの
『ブルーアーカイブ』の市場別シェアでは、日本がダウンロード数で34%、収益で72%のシェアを占め、世界最大の市場となっています。
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特に収益における日本のシェアが際立っており、RPD(1ダウンロードあたりの収益)でもその傾向が顕著に出ています。Sensor Towerのデータによると、同期間の平均RPDにおいて日本は45ドル以上を記録しています。グラフからもわかるとおり、日本のRPDは韓国およびアメリカと大きな差が確認できます。
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日本における『ブルーアーカイブ』の好調な要因は、MAUからも確認できます。Sensor Towerのデータによると、同作の主要市場でのMAUでは日本の安定的な高水準が見えてきます。各市場でのローンチ時には一時的なスパイクがあるものの、その後の推移は日本が最も堅調に推移しています。
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また、日本は継続率においても高水準を維持しており、7日目で35%以上、30日目で20%近く、90日目でも10%以上となっており、『ブルーアーカイブ』が日本市場にマッチしていることがわかります。
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この結果、2021年2月4日から2024年8月3日までの日本のモバイルスクワッドRPG収益において、『ブルーアーカイブ』は4位のポジションを獲得しています。

ブルアカユーザーは男性が90%近くを占め、ストーリー性の高い女性キャラゲームを好む

Sensor TowerのAudience Insightsのデータによると、日本における『ブルーアーカイブ』のユーザーの男女比は、男性9:女性1の比率になっています。年齢層では、25~34歳の層が最も多く(約40%)、次に多い18~24歳の層と合わせると75%になります。以上のデータから、日本での同作は、18~34歳の男性ユーザーからの支持が大きいと言えます。
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日本の『ブルーアーカイブ』ユーザーが使用するモバイルゲーム(一般人口との比較)では、かわいい女性キャラクターの特徴のタイトルが上位を占めています。Sensor Towerのデータによると、『アズールレーン』(Yostar)、『勝利の女神:NIKKE』(Level Infinite)、『アークナイツ』(Yostar)の海外パブリッシャータイトルがトップ3を占めています。
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また、『学園アイドルマスター』(Bandai Namco Entertainment)、『ヘブンバーンズレッド』(WFS)の日本パブリッシャータイトルも上位に入っており、高いストーリー性を持つ女性キャラクターゲームが好むユーザーに支持されていることがわかります。

実際、広告においてもこの傾向が確認できます。Sensor Towerのデータによると、2024年7月の日本における
『ブルーアーカイブ』のYouTube広告では、実写の広告クリエイティブはなく、女性キャラクターにフォーカスしたダイアローグやCVなどに特化した内容が大部分を占めています。これは上記のユーザーデータに合わせて、意図的に展開していると思われます。

Sensor Towerのモバイルアプリインサイトのユーザーは、過去のパフォーマンス指標に加えて、アプリ収益とアプリダウンロード数の推定値を見ることができます。本レポートのSensor Towerの収益予測は、App StoreおよびGoogle Playからのもので、ユーザー総消費額を表しています。

また、データにはサードパーティのAndroidマーケットデータは含まれておらず、App StoreもしくはGoogle Playアカウントの初回ダウンロードのみ集計しています。同じアカウントが他のデバイス、もしくは同じデバイスで行った重複ダウンロードは集計に含まれていません。ダウンロードデータは同じアプリの異なるバージョンもまとめて集計しています(例:FacebookとFacebook Lite)。
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