種泥棒といじられ続けるキーファは愛されキャラ?
プレイステーションで開発された『ドラゴンクエストVII』はナンバリングタイトルで初の3Dポリゴンに。ストーリー中にはムービーが挿入されるなど、リッチな作りが特徴となっていました。敵のアニメーションも豊富になり、迫力がありました。
城や町は3Dになったもののキャラクターのグラフィックは2Dのままだったので『ドラゴンクエスト』らしさは健在。いままでのシリーズと同じ雰囲気で遊ぶことができました。CD-ROMならではの読み込み時間はあるものの、ロードが早く、あまり気にならないのも、従来の『ドラゴンクエスト』のプレイ感そのままでよかったです。
また、ストーリーを進めると“移民の町”が登場。世界各地にいる移民希望者に話しかけることで住民を増やすことができ、小規模だった町が発展して賑やかになっていくところが楽しかったです。
フィッシュベル村のいちばんの有力者である網元の娘であるマリベルを加えた3人は、神殿の謎を解いて台座にあった石版を完成させるのですが、そのつぎには魔物の徘徊する見知らぬ世界へ飛ばされてしまう……という導入。
その後、彼らは過去と現在を行き来しながら、世界になぜ島がたったひとつしかなかったのか、その謎を解き明かしていくことになります。
『ドラゴンクエストVII』でいちばん話題になるのが仲間のキーファ。なお、ここから先の内容はネタバレになるので未プレイの人は注意してください。
いろいろネタにされているキーファですが、ちゃんとゲームを最後までプレイすると彼からのサプライズに泣かされます。もしもプレイしたことがないというのであれば、ぜひ遊んでみてほしいですね。いまなら遊びやすいスマートフォン版がオススメです!