のらいーぬ村上のおすすめゲーム
『モンスターハンターワールド:アイスボーン』
- 対応ハード:プレイステーション4、Xbox One、PC
- 発売日:2019年9月6日発売
- メーカー:カプコン
- 価格:2990円[税込]
- 『モンスターハンターワールド:アイスボーン』公式サイト
- いまさらだけど、14種類の武器のアクションがいずれも奥深い!
- いまさらだけど、ずっと遊べると思えるくらいボリュームがすごい!
- 先日発表されたシリーズ最新作の予習にもなる……はず!
やっぱりカプコンのアクションは期待を裏切らない
プレイを再開したのは本作のプレイ人口が再び増えているというニュースを目にしたから。私も一時期、熱心に遊んでいたことを思い出して、遊び始めたというわけ。未プレイだった超大型拡張コンテンツ『アイスボーン』も導入。新鮮な気分を味わうために『アイスボーン』で新登場するモンスターについては14種類の武器のそれぞれで狩猟してみるというルールを設けてプレイすることにした。以前は大剣とハンマー中心でプレイしていたので残りの12種類の武器の知識と扱いについてはほぼ初心者レベル。操作方法を覚えるところからのスタートだ。
試行錯誤しつつ初めて触る武器の扱いかたに慣れ、理解が深まっていくにつれて驚かされたのは、どの武器のアクションも奥深く設計されていて、それぞれ独特の操作感覚と気持ちよさがあるということ。片手剣の小回りの効く感じ、操虫棍の縦横無尽な動き、チャージアックスの爽快感などなど。使う武器を変えれば、気持ちよさも狩猟のスタイルもがらりと変わる。シリーズのファンにとってはあたり前のことかもしれないが、これってすごいことだ。14種類もの武器それぞれのアクションで、固有のおもしろみ、戦略性を味わえる作品は、そうそうないと思う。「やっぱりカプコンのアクションゲームはすごいな。裏切らないな」と感心させられた。と同時に思い出した。ずっと前にも似たような気持ちになったことを。
私が子どものころには、ゲームを買うという行為はギャンブル性が高かった。発売前のゲームの情報が乏しかったから。必然的にパッケージの印象と勘が購入の判断材料となり、けっこうな確率でハズレ作品をつかんで心底がっかりさせられることに。そうした失敗や友だちとゲームソフトの貸し借りをくり返すなかで幼い私が経験則として学んだのは、「カプコンという会社のアクションゲームは遊び応えがあるな。買っても損をした気分にならいな」ということ。
『魔界村』、『戦場の狼』、『ロックマン』。どれも手応えがあって長く遊べた。子どものころに勝手に抱いたそんな信頼を現在においてもなお実感できたのがうれしかった。それだけでも『ワールド』のプレイを再開してよかったなと思った次第。