『モンスターハンターワールド:アイスボーン』やっぱりカプコンのアクションは期待を裏切らない。14種類もの武器それぞれのアクションで、固有のおもしろみ、戦略性を味わえる【夏のおすすめゲームレビュー】

byのらいーぬ村上

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『モンスターハンターワールド:アイスボーン』やっぱりカプコンのアクションは期待を裏切らない。14種類もの武器それぞれのアクションで、固有のおもしろみ、戦略性を味わえる【夏のおすすめゲームレビュー】
 ファミ通の編集者が2024年夏のおすすめゲームを語る連載企画。今回紹介するゲームは、カプコンのハンティングアクションゲーム『モンスターハンターワールド:アイスボーン』です。
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※本企画は、週刊ファミ通2024年6月20日号(No.1852/2024年6月6日発売)の特集“編集者38人それぞれが選ぶいまオススメしたい38のゲーム”をWeb用に調整したものです。

のらいーぬ村上のおすすめゲーム

『モンスターハンターワールド:アイスボーン』

※『モンスターハンターワールド:アイスボーン』のゲームプレイには『モンスターハンター:ワールド』本編が必要となります。 ※PC(Steam)版は2020年1月10日発売で3990円[税込] ※Xbox One版は2024年6月5日発売で2990円[税込]
【こんなところがおすすめ】
  • いまさらだけど、14種類の武器のアクションがいずれも奥深い!
  • いまさらだけど、ずっと遊べると思えるくらいボリュームがすごい!
  • 先日発表されたシリーズ最新作の予習にもなる……はず!

やっぱりカプコンのアクションは期待を裏切らない

 シリーズ累計販売本数が9700万本以上を誇る超大人気ゲームをいまさら私がオススメする必要があるのかと思わなくもないのだが、先日から久しぶりに『モンスターハンター:ワールド』をプレイして思い出したことがあるのでそれを書くことにする。

 プレイを再開したのは本作のプレイ人口が再び増えているというニュースを目にしたから。私も一時期、熱心に遊んでいたことを思い出して、遊び始めたというわけ。未プレイだった超大型拡張コンテンツ
『アイスボーン』も導入。新鮮な気分を味わうために『アイスボーン』で新登場するモンスターについては14種類の武器のそれぞれで狩猟してみるというルールを設けてプレイすることにした。以前は大剣とハンマー中心でプレイしていたので残りの12種類の武器の知識と扱いについてはほぼ初心者レベル。操作方法を覚えるところからのスタートだ。

 試行錯誤しつつ初めて触る武器の扱いかたに慣れ、理解が深まっていくにつれて驚かされたのは、どの武器のアクションも奥深く設計されていて、それぞれ独特の操作感覚と気持ちよさがあるということ。片手剣の小回りの効く感じ、操虫棍の縦横無尽な動き、チャージアックスの爽快感などなど。使う武器を変えれば、気持ちよさも狩猟のスタイルもがらりと変わる。シリーズのファンにとってはあたり前のことかもしれないが、これってすごいことだ。14種類もの武器それぞれのアクションで、固有のおもしろみ、戦略性を味わえる作品は、そうそうないと思う。「やっぱりカプコンのアクションゲームはすごいな。裏切らないな」と感心させられた。と同時に思い出した。ずっと前にも似たような気持ちになったことを。

 私が子どものころには、ゲームを買うという行為はギャンブル性が高かった。発売前のゲームの情報が乏しかったから。必然的にパッケージの印象と勘が購入の判断材料となり、けっこうな確率でハズレ作品をつかんで心底がっかりさせられることに。そうした失敗や友だちとゲームソフトの貸し借りをくり返すなかで幼い私が経験則として学んだのは、「カプコンという会社のアクションゲームは遊び応えがあるな。買っても損をした気分にならいな」ということ。

 『魔界村』、『戦場の狼』、『ロックマン』。どれも手応えがあって長く遊べた。子どものころに勝手に抱いたそんな信頼を現在においてもなお実感できたのがうれしかった。それだけでも
『ワールド』のプレイを再開してよかったなと思った次第。
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      集計期間: 2025年01月21日07時〜2025年01月21日08時