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SFC『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』が発売された日。赤ん坊マリオとの出会いを描く、ヨッシーを主人公にした初めてのアクション作品【今日は何の日?】

byウワーマン

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SFC『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』が発売された日。赤ん坊マリオとの出会いを描く、ヨッシーを主人公にした初めてのアクション作品【今日は何の日?】
※本記事は、2023年8月5日にアップした記事を再編集したものです。

絵本のような手書き風ビジュアルが美しかった

 いまから29年前の1995年(平成7年)8月5日は、スーパーファミコン用ソフト『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』が発売された日。
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 『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』は、任天堂から発売された横スクロールアクションゲーム。1990年発売の『スーパーマリオワールド』で初登場し、一躍人気キャラクターとなった“ヨッシー”を主人公にした初めてのアクションゲームとなっている。

 1991年の『ヨッシーのたまご』や1992年の『ヨッシーのクッキー』、1993年の『ヨッシーのロードハンティング』ですでにメインキャラクターには据えられていたものの、本編シリーズと言えるアクションゲームで主人公を務めたのは本作が初めてだった。

 クッパ王国の魔法使いカメックによってさらわれた双子の赤ちゃんのひとり(弟)を救い出すため、プレイヤーはヨッシーとなって難を逃れたもうひとり赤ちゃん(兄)とともに冒険の旅へと出発する、というのが導入のストーリー。
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 おもしろいのはヨッシーとともに冒険するのが赤ちゃん時代のマリオで、さらわれたのが赤ちゃん時代のルイージだったところ。まさかヨッシーたちとマリオとの出会いが、こんなにも昔からだったとはと驚いてしまう。それにしても、生まれたばかりだというのにマリオとルイージの人生はなかなか壮絶なスタートだ。

 特徴的だったのは、一見しただけでわかる絵本のような手書き風のグラフィック。スーパーファミコンでこれほどまでに温かみのある美しい映像を作り出せるのかと、当時の誰もが思ったんじゃないだろうか。ROMカセットには『スターフォックス』でその凄さを知らしめた“スーパーFXチップ”が搭載。ハードが持つ以上の性能を発揮し、キャラクターや背景に高度な映像処理を施していた。
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 ヨッシーは舌を伸ばして敵を口に含み、吐き出して攻撃できるほかに飲み込んでタマゴにしてしまうこともできた。タマゴは6個までストック可能で、ヨッシーの後を付いてくるのがかわいらしい。照準で狙いを付けて発射する“タマゴなげ”も使用でき、敵を倒したりギミックを作動させたりと、さまざまな用途があった。このあたりのアクションはヨッシーならではだったので、印象深く記憶に残っている人も多いのではないかな。

 ヨッシーが敵に接触するなどしてダメージを受けると、赤ちゃんマリオがバブルに包まれた状態で空中を漂う。離れた状態でいるとどんどん“スターのおまもり”が減少し、ゼロになるとマリオがカメックにさらわれてミスになるという独自のシステムだった。赤ちゃんマリオがヨッシーから離れると泣きわめくため、焦ってなかなかキャッチできなくなってしまうのがもどかしいところ。
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 “へんしんアイテム”を取れば、ヨッシーがヘリコプター、モグラタンク、潜水艦、機関車、クルマなどに変身できるのもユニークなポイント。自由に空を飛んだり壁を掘り進んだりするなど、ふだんのヨッシーとはまったく異なるアクションが可能になるのが楽しい。コースをクリアーすると100点満点のスコアが表示されるところも、がんばってやり込みたくなる仕掛けのひとつだった。

 2002年9月20日には、本作の移植版と『マリオブラザーズ』のリメイクをセットにしたゲームボーイアドバンス用『スーパーマリオアドバンス3』が発売。また、2017年10月5日に発売された“ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン”には本作のほか、ヨッシーのデビュー作である
『スーパーマリオワールド』も同時収録されていた。

 なお、いま
『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』で遊びたい場合はNintendo Switch Onlineに加入して遊ぶのが手っ取り早くておすすめ。『ヨッシーのたまご』もプレイ可能なうえ、“+追加パック”のほうに加入すれば『スーパーマリオアドバンス3』でも遊べてしまえてお得だ。
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