SteamでのPCゲームコントローラー使用率が最大で15%に成長。2018年時点の3倍に

byミル☆吉村

更新
SteamでのPCゲームコントローラー使用率が最大で15%に成長。2018年時点の3倍に
 PCゲームといえばマウス&キーボード操作が特徴的だが、PC用ゲームコントローラーも昔からオプションとして存在する。家庭用ゲーム機との垣根が曖昧になる中、使用実態はどうなっているのだろうか? Valveが興味深いデータを公開した。

 それによると、Steamでの1日あたりのコントローラーの平均使用率は最大15%となり、2018年(5%)から3倍に増加したんだとか。コロナ禍でのゲーマーのPCゲームへの流入などが感じられる。

 この15%という数字は一見少ないように見えるかもしれないが、あくまでSteam全体に対する割合なのがポイント。母数に『カウンターストライク2』や『Dota 2』などコントローラー使用者があまりいないだろうタイトルのユーザーを多いに含むことを考えれば、個別のタイトルや特定のジャンルに絞った場合はより大きな割合となるだろう。
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 そしてコントローラーを使用したプレイセッションの約42%はSteam側の入力コントロールであるSteam入力(Steam Input)を介したものとなっており、また59%がXbox系のコントローラー、26%がプレイステーション系のコントローラー、10%がValveのポータブル機であるSteam Deckのものになっているとのこと。

 なお2020年段階では「
Steamの全コントローラセッションの約4分の1がSteam入力」だったと過去に公表されており、Steam入力の採用ケースが増えているのもうかがえる。記事ではSteam入力で新たにサポートが追加されたコントローラーとして、HORI製の“ワイヤレスホリパッド for Steam”が紹介されている。
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