
神田明神のご加護でギネス記録も達成。インパクト大の“アトラスフェス大成功祈願祭”は新たなパワースポットになった!?
『真・女神転生』、『ペルソナ』シリーズを始め、歴史に残る名作RPGを発表して世界中を魅了するセガのアトラスブランド。1989年の創設から35周年を迎えるにあたり、6月8日~9日にベルサール秋葉原で初の単独イベントとなる“アトラスフェス”が開催される(入場無料)。前日の7日にはその成功を祈願する“アトラスフェス大成功祈願祭”が行われ、本日から始まる“アトラスフェス”の展示エリアの事前内覧会が行われた。
ギネス記録に挑戦した特製“平和祈願巨大おまもり”で“アトラスフェス”の成功を祈祷!!
祈願祭のオープニングトークでは、お笑い芸人の野田クリスタルさんがゲストで登壇。MCの松澤ネキさんから衣装について触れられると、青のネクタイと赤のポケットチーフという、アトラスカラーを意識したコーディネイトで“アトラス愛”をアピールしていると明かしていた。
さらに「野田さんはアトラス作品と相性がいいとうかがっていますが?」と問われると、「キャラクター(新島真)に恋をしてしまうほど、『ペルソナ5』が好きなんです。日ごろからまこちゃんを捜すようになっちゃいました」と、野田さんは少し照れ臭そうに語っていた。
また「アトラスのゲームは東京を舞台にする作品が多いですが、こういう平和祈願をやるということは、アトラスが壊し過ぎて反省しだしたのかな」と、アトラス作品が好きだからこそのブラックジョークで、会場の笑いを誘っていた。そして「アトラスさんもじつは東京をなんとか平和にしたいという想いがあるんだぞと、こうアピールしていこうじゃないか」とまとめていた。
そんなオープニングトーク後は、神田明神主催の安全祈祷がスタート。神田明神からふたりの神職が姿を見せると、そこまでの和やかな空気は一変して厳かな雰囲気に。祈祷ではアトラスの役員や開発チーム、そしてファンを代表した野田クリスタルさんが玉串拝礼に参加。最後は乾杯の音頭で祈祷は無事に終了した。
その後は会場に設置された平和祈願巨大おまもり”のギネス認定式が行われた。設置された巨大お守りの中にお札を収めて完成させたのち、登壇したギネス世界記録公式認定員のジャスティン・パターソン氏による確認が行われた。
氏によると現時点での記録は2011年の京都で達成された縦2.3メートル×横1.5メートルというサイズで、更新するには両方の数値を超える必要があると説明があり、今回は縦2.6メートル×横1.9メートルと見事記録を更新。「Congratulations!」の言葉が贈られ、会場からは拍手が沸き起こった。
大記録達成後にはふたたび野田クリスタルさんとのトークパートへ。祈祷やギネス更新の感想を聞かれると、まずは「聞いてないよ!」と驚きと興奮を隠せない様子で語り、「ガヤをやったほうがいいのか、非常に迷っていました。俺がやるのを待っているのかなと。でも、途中でそうではないと気付いて黙りました。これはガチです。ビックリしました」、「これでこのフェスは大丈夫だ。絶対にうまくいく」と力強く言葉を続けた。
続いてお守りのギネス認定について問われると「作業員みたいな方がお札をお守りに入れていたけど、アトラスのお偉いさんでなくて大丈夫ですかね?」と笑いを誘いつつ、「こういった機会はありました?」と問われると、「あるか!」と食い気味に返した後に「ギネス公式認定の場に初めて立ち会ったのでびっくりしました」と喜びを語っていた。
また「野田さんに立ち会っていただいたのでパワースポットになったのでは?」と聞かれると、「ここが日本でいちばんのパワースポットになったといっても過言ではないでしょうね」、「ここに来れば運気が高まっていいことづくめ。アトラスファンはもちろん、パワースポットめぐりでここに来てもいいですね」、「海外の方でも新しい観光地としてここに来ていただいて」と、ギネス認定されたばかりのお守りパワーをアピールしていた。
ちなみに、お守りの横にはマスコットキャラクターでもあるジャックフロストが飾られており、MCからそれについて触れられると「このデカさでいっしょにプリクラを撮りたいですね」と、プリクラ世代の野田さんは興奮しながら語っていた。
そして今回のイベントに参加したことへの感想を問われると「今日の認定式しだいでフェスが盛り上がるか決まるという場面に呼ばれたのがうれしいですね。少しでも力になれたんじゃないかなと。前に呼ばれて二礼二拍手したときは緊張しました」と返答。
その後の代表質問ではギネスにかけて「挑戦するならばなにに挑戦する?」と問われ、「お笑い芸人としてM-1グランプリ、R-1グランプリと優勝して賞金を得てきましたが、それ以外にもお笑いの賞レースで優勝して、獲得賞金で1位を目指したい」、「賞レースへの想いは途切れていないので、ギネスという賞レースにも挑戦したい」と、飽くなき挑戦を続けることを宣言していた。
つぎに自身もゲームを制作・プロデュースしている立場の視点で、アトラス作品のゲームとしての魅力を問われた野田クリスタルさん。「本編のストーリーやゲーム性は間違いないですが、『ペルソナ』シリーズで言えばこんなにミニゲームが多いのかと」と、どんな制作体制なのかと興味津々であることを語り、「僕の作っているゲームは、このミニゲームのひとつくらいの規模なのに、1年くらい作っていますからね」と、やや自嘲気味なトークに会場からは笑いも。そして「アトラス作品はボリュームが多いことも魅力ですね」と締めた。
その後は“アトラスフェス”で試遊できる新作RPG『メタファー:リファンタジオ』(10月11日発売予定)に登場するアーキタイプに掛けて、「野田さんが変身してみたいものはありますか?」と質問が飛ぶと、「忍者」と即答した野田さん。「深い理由はないが、男の子ならば忍者になりたいはず」と会場にも同意を求めていた。
また、同じく試遊できる『真・女神転生V Vengeance』に掛けて、自身の中にいる“悪魔”について問われると「僕はもともと地下のお笑いライブで活動していた人間で、たまにこういう公の場に出るとちょっと“地下”が出ちゃう。そこが悪魔かもしれません。今日はトラブルがなくてよかったですが……危なかったですね。芸歴1、2年目だったら僕はギネス認定中にこのお守りの中に入っちゃっていたかもしれません」と、芸人らしい“悪魔的”な答えに「非常にアトラス向きですね」と返していた。
ベルサールの地下は『メタファー:リファンタジオ』尽くし!! アトラス35年の歴史を感じられる展示物の超レアものが充実。立ち寄らないともったいない!!
また、等身大のアイギスやイザナギが飾られており、外からでも圧巻のブースデザインとなっている。ぜひ記念撮影してみては?
![[IMAGE]](https://cimg.kgl-systems.io/camion/files/famitsu/7463/a3a1ed290d48cbd708baab44efb4ac35d.jpg?x=767)
本イベントの目玉である『メタファー:リファンタジオ』の試遊は地下ブースにあり、試遊では物語序盤を楽しめる“SCENARIO MODE”、物語序盤のダンジョンを楽しめる“DUNGEON MODE”、物語中盤の強敵と戦える“BOSS CHALLENGE MODE”が選択可能。1プレイの制限時間は15分となっている。
体験ブースには巨大なアーキタイプ“シーカー立像”が飾られ、貴重な設定画や限定版が展示されており、訪れた人の購入意欲を掻き立てるブースとなっていた。
それ以外にも35年の歴史を振り返るゲーム展示コーナーや、アトラス作品で週刊ファミ通や電撃プレイステーションの表紙を閲覧できる“COVER FOR MAGAZINE”なども充実。さらに、抽選で10名に『ペルソナ3 リロード』のノベルティセットが後日当たるスタンプラリー、“俺の『ペルソナ』ドリームパーティ!!”も用意されている。
このように丸一日滞在できるボリューム満点のイベントになっているので、ぜひ週末はベルサール秋葉原の“アトラスフェス”へGO!!