任天堂がShiver Entertainemntの子会社化を発表。『ホグワーツ・レガシー』などの移植開発を得意とするスタジオ

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任天堂がShiver Entertainemntの子会社化を発表。『ホグワーツ・レガシー』などの移植開発を得意とするスタジオ
 任天堂が、Embracerグループからの株式譲渡によりアメリカのマイアミを拠点とするShiver Entertainemntを子会社化することを発表した。

 Shiver Entertainemntは2012年設立で、メインの開発チームが直接手掛けるプラットフォーム以外の移植対応を得意とするゲームスタジオだ。近年では特にワーナー ゲームと関係が深く、『ホグワーツ・レガシー』や『Mortal Kombat 1』などの移植を担当している。

 なおShiverはEmbracerグループには2021年末に当時同グループの傘下だったSaber Interactiveを通じて加わったものの、2024年3月のSaber Interactiveの再独立ではEmbracer側に残る形となっていた。Embracerは経営難によりスタジオの閉鎖や売却などを進めており、恐らく今回の件もその一環と見られる。

 Shiver側としては新たな親会社のもとで再出発をはかる形で、任天堂のグループ傘下となった以降も「Nintendo Switchを始めとした複数のゲームプラットフォーム向けの移植及び開発業務」(発表文より)を社外のパブリッシャーから引き続き受注・継続していくとのこと。
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