NHKは2022年1月9日より、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の放送をスタートする。NHK総合は20時より、BSプレミアム・BK 4Kは18時より放送。
本作は、2016年に公開された大河ドラマ『真田丸』や、テレビドラマ『古畑任三郎』シリーズなど、さまざまな名作の脚本・監督を務めてきた三谷幸喜氏が中心となって手掛ける作品。
舞台となるのは、源頼朝が開いた鎌倉幕府(鎌倉時代)を中心とした年代。小栗旬演じる北条義時を中心に、義時が幕府の最高権力者となるまでに至った物語が描かれていく。
あらすじ
平家隆盛の世、北条義時は伊豆の弱小豪族の次男坊に過ぎなかった。だが流罪人・源頼朝と姉・政子の結婚をきっかけに、運命の歯車は回り始める。
1180年、頼朝は関東武士団を結集し平家に反旗を翻した。北条一門はこの無謀な大博打に乗った。頼朝第一の側近となった義時は決死の政治工作を行い、遂には平家一門を打ち破る。
幕府を開き将軍となった頼朝。だがその絶頂のとき、彼は謎の死を遂げた。偉大な父を超えようともがき苦しむ二代将軍・頼家。“飾り”に徹して命をつなごうとする三代将軍・実朝。将軍の首は義時と御家人たちの間のパワーゲームの中で挿げ替えられていく。
義時は、二人の将軍の叔父として懸命に幕府の舵を取る。源氏の正統が途絶えたとき、北条氏は幕府の頂点にいた。都では後鳥羽上皇が義時討伐の兵を挙げる。武家政権の命運を賭け、義時は最後の決戦に挑んだ──。
※公式サイトより引用。
描かれるのは権力を使ったパワーゲーム。三谷幸喜氏が仕掛ける予測不能のエンターテインメント
タイトルの『鎌倉殿の13人』の意味だが、“鎌倉殿”は源頼朝のこと。“13人”とは、頼朝の死後、幕府を継いだ源頼家を補佐する13人の家臣のことを示している。
頼朝の死後、頼家はまだ18歳という若さで、それに不安をいだいた御家人たちは、13人による合議制と呼ばれる政治体制を作った。
その合議制の中心にいたのが、北条時政と北条義時ら北条家の面々。北条家はほかの11人をつぎつぎと失脚させていき、果ては鎌倉幕府を掌握するまでに至っている。
『鎌倉殿の13人』はそんな一時代の、有力者たちの権力を使った戦いの数々が描かれていく物語となっている。
人それぞれの思惑がどう絡み合い、ぶつかり合うのか。第1話から波乱の展開が続出する権力者たちのパワーゲームを、どうぞお見逃しなく。
キャスト・スタッフ
キャスト
- 北条義時:小栗旬
- 源頼朝:大泉洋
- 牧の方:宮沢りえ
- 梶原景時:中村獅童
- 三善康信:小林隆
- 源義経:菅田将暉
- 大江広元:栗原英雄
- 源範頼:迫田孝也
- 阿野全成:新納慎也
- 源頼家:金子大地
- 北条時政:坂東彌十郎
- 土肥実平:阿南健治
- 阿波局:宮澤エマ
- 伊東祐親:浅野和之
- 和田義盛:横田栄司
- 三浦義村:山本耕史
- 源行家:杉本哲太
- 安達盛長:野添義弘
- 大姫役:南沙良
- 平宗盛:小泉孝太郎
- 畠山重忠:中川大志
- 比企能員:佐藤二朗
- 平清盛:松平健
- 北条宗時:片岡愛之助
- 北条政子:小池栄子
スタッフ
- 作:三谷幸喜
- 音楽:エバン・コール
- 語り:長澤まさみ
- 3DCG地図監修:シブサワ・コウ
- ロゴ:佐藤亜沙美
※画像は番組公式Twitterアカウントより引用。