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トッププレイヤーたちが激突! 『ニトブラ』トーナメント企画“デッドエンドハードコア”レポート【T田】
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おはようございます、T田です。気が付いたらもう2016年になってしまいましたね。今年も『ニトブラ』を始め、さまざまな格闘ゲームで遊んで、知り合いが増えたりと例年通りの格ゲー充ができればと思っております。
今回は12月26日(土)にゴッズガーデンで実施しました、『ニトブラ』トッププレイヤーたちによるエキシビジョントーナメントの模様をレポート形式でお届けしたいと思います。
“デッドエンドハードコア”とは†
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前回の日記で前情報としていろいろ書きましたが、全国大会などで実績を残す『ニトブラ』トッププレイヤー8名によるエキシビジョントーナメントをゴッズガーデンさんの配信をお借りして実施する企画、それが“デッドエンドハードコア”となります。細かい説明は詳しく前回更新の記事に記述しておりますので、ぜひそちらも参照ください。
自分は実況&解説として本イベントに参加させていただきましたが、もともとは“はぁと”もしくは“瑞麗”枠として出ないか? と企画を持ち込んだキャメイ君のほうからオファーがあったんですね。ただ最近はエクサム生放送や全国大会の実況&解説などで『ニトブラ』に関してマイクを握らせていただいているので、それなら自分がその役目をやったほうがいいのではないかと思い、辞退させていただきました。単に忙しくて練習時間があまり取れないというのもあったのですが……。実況&解説に関してましては、自分では分かりませんが、少しでも視聴者の方々に本作の魅力、面白さを伝えることができたのであれば幸いでございます。
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▲トーナメント後のまったり野試合タイムで自分も少し参加者と対戦しました。やはりレベルが高い相手と対戦するのは楽しいものですね。 |
接戦ばかりのハイレベルなトーナメント†
トーナメントは2本先取の3R制(2R先取したほうが勝利)。組み合わせはその場でくじを引いて作成した結果、一回戦は、第1試合がキャメイ(焔、エチカ)対太郎(アル・アジフ)、第2試合がパンピーナ(イグニス)対ウォーズ(アンナ)、第3試合がエムジマ(三世村正)対神経衰弱(牙野原エチカ)、第4試合が回転王(すーぱーそに子)対モトヤマ(アンナ)というトーナメントに。正直だれが勝ちあがるか本当に予測不能だったんですが、第1試合から第3試合までお互いに1勝ずつ取り合いフルセットまでもつれて決着というレベルが拮抗している試合ばかりでした。唯一、4試合目の回転王選手対モトヤマ選手のみモトヤマ選手が2連勝して、勝ち上がったのですが、回転王選手のすーぱーそに子が家庭用からのキャラクターということもあり、少しエンジンがかかるのが遅かった感がありましたね。
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▲一回戦からもつれる試合ばかりで、実況している自分も力が入りました。第1試合から優勝候補のキャメイ選手が負け確状況から勝利するなど大会らしいシーンも目立ちました。 |
もつれにもつれた一回戦を勝ち上がったのは、キャメイ選手、パンピーナ選手、エムジマ選手、モトヤマ選手。トーナメントなのでそのままキャメイ選手対パンピーナ選手、エムジマ選手対モトヤマ選手という組み合わせですが、ここもなんと2試合ともにフルセットまで持ち込む展開になり、決勝に勝ち上がったのはキャメイ選手とエムジマ選手。2回戦で印象的だったのはエムジマ選手対モトヤマ選手の試合。1試合目をモトヤマ選手が危なげない展開で先取したのですが、2試合目以降の動きをエムジマ選手が変化させて対応し、勝利した形なったのですが、やはりトッププレイヤーは対応力もすばらしいですね。
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▲パンピーナ選手は家庭用を所持していないので焔戦は初対戦だと思うのですが、キャメイ選手の焔には勝利していました。パンピーナ選手は本当に人間が強い(読み合いなどの格ゲー力が高いという意味)プレイヤーなので納得はできますが、普通のプレイヤーにはなかなか真似のできない芸当をやってのけますね。 |
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▲対応力が光る印象を受けたエムジマ選手対モトヤマ選手戦。モトヤマ選手も試合中に変化させて、対応しつつあったのですが少し間に合わなかったですね。お互いに格闘ゲームの地力が見え隠れするすばらしい試合でした。 |
決勝戦はキャメイ選手対エムジマ選手の組み合わせ。ここまで毎回、焔を1試合目に出しては負けてエチカにキャラ変えをしてきたキャメイ選手はまたもや1試合目を焔で負けてしまい後がない状況に。やはり回転王選手のすーぱーそに子もそうでしたが、練度がほかキャラに比べて足りないのが原因な気がします。しかし毎回追い詰められてはギリギリのところでエチカで勝利してきたキャメイ選手、ここでも試合を取り返し、決定戦へもつれ込みます。決定戦もお互いが1Rを取り合う好展開でしたが、3R目をキャメイ選手がエチカらしい択の通しかたで押し切り勝利。ハイレベルなエキシビジョントーナメントを制したのはキャメイ選手となりました。
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▲対応力が光る印象を受けたエムジマ選手対モトヤマ選手戦。モトヤマ選手も試合中に変化させて、対応しつつあったのですが少し間に合わなかったですね。お互いに格闘ゲームの地力が見え隠れするすばらしい試合でした。 |
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▲優勝したキャメイ選手にはUNKNOWN GAMES所属、大崎シンヤ氏の直筆サイン色紙やグッズが贈られましたが、キャメイ選手は本イベントの企画者でしたので準優勝のエムジマ選手にそのままくり上がりで贈られました。写真はイベントに駆け付けたエクサムの林ディレクターも絶賛のアンナ色紙になります。 |
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▲また、大崎シンヤ様の直筆サイン色紙やマーベラスさんからいただいた家庭用『ニトブラ』やグッズの視聴者プレゼント企画も。ご協力いただいたメーカー様本当にありがとうございました。 |
ほとんどの試合がマッチポイントまでもつれ込む展開で、本当にプレイヤーの力量が拮抗していた本トーナメント。自分も実況をしつつも観戦を楽しんでいましたが、視聴者の方たちにもかなり楽しんでいただけたトーナメントになったのではないでしょうか。ここまで仕上げてきた選手のみなさんに本当に感謝ですね。
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というわけで今回はこのあたりで。2015年の自分は本当にこの『ニトブラ』で遊ばせていただいた1年だったなぁと思います。今回は共にプレイした仲間たちとこういった貴重なイベントで締めることができて、エクサムさん、マーベラスさん、ニトロプラスさん、そしてゴッズガーデンさん、企画をしたキャメイ君には本当に感謝しております。キャメイ君は本作の家庭用を使用した大型大会を4月末にも企画しているので、ぜひそちらに興味がある方はチェックをしてみてください。家庭用でもゲームセンターでも遊べるタイトルなので、いまからやり込んでも大会にはきっと間に合うはずです。
これからも、いろいろな形で『ニトブラ』の魅力や楽しみかたをいろいろな方に届けられるようがんばりたいと思っております。それでは皆さん、よい格ゲーライフを!
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やぐっち工藤
ファミ通.com編集部員。格闘ゲームの腕はからっきしで、“レバガチャ”プレイが多め。『ニトブラ』では、『閃乱カグラ』が好きなので焔が気になっている。
T田
格闘ゲームをおもに扱うゲームライター。エクサム制作の格闘ゲームに造詣があり、全国大会などで解説を勤めることも。『ニトブラ』では、瑞麗使いとして名を馳せる。
甲田 久
美少女ゲームと硝煙の香りと熱い展開と血も涙も無いえぐいシナリオが好物のフリーライター。『装甲悪鬼村正』のパズルは自力で解きました。格闘ゲームも好きだが腕は中級程度。
メーカー:マーベラス
ジャンル:対戦格闘ゲーム
発売日:2015年12月10日(木)発売予定
価格:限定版 12160円[税抜]/通常版 6990円[税抜]
対応機種:プレイステーション4、プレイステーション3
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