発売前に基本的な情報をおさらいしてみました(前編)【T田】

公開日時:2015-12-08 18:00:00

●基本操作を解説

 どうも、T田です。先日上がった焔ちゃんの動画付き日記が格ゲーマー界隈にそこそこ反響があり、うれしく思っています。そに子やはぁとも作ってほしい! って話も聞きましたので発売前に2人の技解説動画だけでも作りたいですね。今回は『ニトブラ』のシステム関連をざっとおさらいしてみました。

 というわけでいきなり画像をドン!

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 こちらはアーケード版のコントロールパネル解説画像になりますが、家庭用でも変わりません。ボタンの配置なんかは家庭用は自由に変更できるので、自分が使いやすい配置に変更してもいいかもしれませんね。それでは内容を確認していきましょう。

・前進、フロントダッシュ、後退(ガード)、バックステップ
 これはもう説明不要でしょう。ダッシュとバックステップに関してはキャラクターによって特徴があったりします。珍しい例ではアンナのダッシュとバックステップは少し浮く、いわゆるホバーになっています。

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▲アンナはホバーダッシュが特徴。ここから攻撃を出すことで崩しに使えたりします。

・ジャンプ、ハイジャンプ、しゃがみ
 こちらも細かい説明は割愛します。本作はジャンプ中にジャンプする二段ジャンプがありますが、ハイジャンプ中は二段ジャンプを出せない仕様となっています。ちなみにハイジャンプ後に空中でダッシュやバックステップをすることは可能です。

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▲しゃがみながら後ろ方向にレバーを入れればしゃがみガード。本作は地上の中段攻撃(立ちガードしかできない攻撃)は少ないので、しゃがみガードが基本のガードになります。

・クイックコンボ
 本作の通常攻撃はA<B<C<Eの順に強弱が存在します。クイックコンボを簡単に説明するとA→B→Cとボタンを順番に押すと簡単な連続技になりますよってことですね。もちろん、キャラクターによっては例外がありますので、使用キャラクターのつながるクイックコンボを把握するのも大切となります。

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▲写真では分かりにくいですが、多くのキャラクターがA→B→Cで連続技になります。ここからキャラクター固有の必殺技につなげられる場合も多く存在します。

●ニトブラ独自のシステムを解説

・パートナーブリッツ
 本作はメインとなるキャラクター以外にふたりのパートナーを選択するして闘いに臨みます。このパートナーをバトル中に呼び出して援護してもらうシステムがパートナーブリッツで、コマンドはひとり目のパートナーがA+D、ふたり目がB+Dとなります。使用するために必要な条件はパートナーアイコンの右側に存在するゲージが溜まっているということのみとなっており、呼び出すタイミングもかなり自由度が高くなっています。一回目が使用できるタイミングや回復する時間はパートナーごとに決まっていますが、早めに呼び出すことで1ラウンドに複数回使いやすいパートナーも多く存在するので、初心者の方はとりあえず呼んでみるといいシステムだと思います。

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▲かなりの広範囲を攻撃するパートナー攻撃も。威力が高かったり、効果が大きいパートナーほど使用できるタイミングやゲージの回復が遅い傾向となっています。

・エスケープアクション
 エスケープアクションは、自由度の高い本作の“攻守”のキモとなる重要なシステムでレバーとの組み合わせで複数存在します。またすべての行動でゲージなどの類は使用しないことも覚えておきましょう。

・前方回避・空中回避
 レバーを何も入れずにDボタンで前方回避、空中で同じ操作で空中回避となります。前方回避・空中回避の特徴は全キャラクター共通で“飛び道具に対して無敵”になります。キャラクターによっては前方回避が低姿勢になったり、裏に回ったりとさまざまな特徴があるのですが、全キャラクターを解説すると長くなるのでそのあたりは実際に触って確かめてみてください。

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▲前方回避・空中回避はキャラクターによって移動距離もさまざま。飛び道具を回避したり、距離を詰めたりといろいろなシーンで活躍するシステムですね。

・小ジャンプ
 レバーを下に入れた状態でDボタンで小ジャンプとなります。通常技をキャンセルして出したりもできるので攻めのアクセントに使いやすいですね。浮いているので相手の投げに対して回避しつつ反撃もできたりします。

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▲発生が早く、下に強い攻撃を持つキャラクターはここから攻めのパターンも構築できたりします。

・バニシングガード
 エスケープアクションのなかでももっとも特殊かつ自由度の高いシステムとなっているバニシングガードの説明をします。このシステムを理解しなければ勝負の土俵に立てないと言っても過言でない重要なシステムなどのしっかりと確認しましょう。バニシングガードは地上、空中、しゃがみ、立ち問わず常にガードを入れながらDボタンを押すことで発生する特殊ガード(長押しも可能)で、相手の攻撃を通常ガードしている間でも発生させることができます。

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▲地上空中問わず発生します。連続ガード中でも問答無用で発生します。

 このバニシングガードの効果は、相手の攻撃をバニシングガードでガードした場合、その時点であらゆる行動が可能となるうえ(ガードされた側も含めます)、相手よりも有利な状況で行動が開始できます。有利な状況ってなんですか? って思う格闘ゲームに明るくない方もいると思いますが、同キャラクターでバニシングガードでガードした後に同じ行動をした場合、バニシングガードをした側が勝つといった認識で問題ないです(無敵付きの技は例外ですが)。

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▲格闘ゲーマーは有利な状況が大好物。バニシングガードが成立してから発生の早いA攻撃や投げがとても強い!

 ゲージは使わない、連続ガード中でも可能、成立させた側が有利ってもうめちゃくちゃじゃん! 擦るわ! って思うかもしれませんが、もちろん強力な行動にはデメリットも存在します。その中でも特に大きいデメリットが、“投げ抜けができない”になります。本作の投げ抜けは猶予が非常に多く、格闘ゲームを嗜んだことがある方にはかなり余裕があります。その比較的容易な投げ抜けを捨てることになるので、バニシングガードに対する有効手段は“投げ”ということになるわけですね。単純明快。

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▲投げには無力のバニシングガード。ほかにもバニシングガードを離したあとに硬直があったり、発生中はガードの中下の切り替えができないなどのデメリットがあります。

 ちょっと長くなってきたので今回はこのあたりで。格闘ゲームを楽しみつつも勝つためにはシステムの理解は非常に重要となります。わいは『ニトブラ』勝ちたいんやって方は発売後も本ページや同時更新の後編をチェックしてプレイに生かしてくださいね!

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ファミ通.com編集部 格闘ゲーム日誌 ~ニトブラ編~

応援団員

やぐっち工藤

ファミ通.com編集部員。格闘ゲームの腕はからっきしで、“レバガチャ”プレイが多め。『ニトブラ』では、『閃乱カグラ』が好きなので焔が気になっている。

T田

格闘ゲームをおもに扱うゲームライター。エクサム制作の格闘ゲームに造詣があり、全国大会などで解説を勤めることも。『ニトブラ』では、瑞麗使いとして名を馳せる。

甲田 久

美少女ゲームと硝煙の香りと熱い展開と血も涙も無いえぐいシナリオが好物のフリーライター。『装甲悪鬼村正』のパズルは自力で解きました。格闘ゲームも好きだが腕は中級程度。

『ニトロプラス ブラスターズ -ヒロインズ インフィニット デュエル-』公式サイト
【スペック】
メーカー:マーベラス
ジャンル:対戦格闘ゲーム
発売日:2015年12月10日(木)発売予定
価格:限定版 12160円[税抜]/通常版 6990円[税抜]
対応機種:プレイステーション4、プレイステーション3
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