アレンジャー・ロールパズリングの旅(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報

卵を守る雨宮
ファミ通公式Nintendo Switch
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7

主人公を直接動かすのではなく、床を動かしてアイテムやほかのキャラといっしょに移動させるスタイルがユニーク。目的の場所に人や物を運ぶ『倉庫番』的パズルに、ステージをまたいだ仕掛けや、部屋の端と端をワープでつなぐ移動ルールが、謎解きに手応えと独創性をプラス。その移動システムが生み出す謎解きのヒラメキが魅力の一方で、気付かないと移動もままならないことも。ナビ以外のヒント機能があれば。

週刊ファミ通1859号より

ジゴロ☆芦田
ファミ通公式Nintendo Switch
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8

主人公の動きに連動して床がスライドするパズルを行いながら冒険する構造がおもしろい。動く方向と同じライン上の床がずれて上に置かれている物も運ばれ、壁際で反対側にループする仕組みを基本としつつ、床の動きに影響されないオブジェクトなどもあり、多彩なギミックと組み合わせられたパズルは解き応えがあります。解法がひらめかないと手詰まりになるので、ヒント機能があればベターだった。

週刊ファミ通1859号より

くしだナム子
ファミ通公式Nintendo Switch
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7

わかりやすくシンプルなパズルのアイデアがすばらしい。15パズルや『倉庫番』にも通じるものがあるデザインですが、頭で突き詰めて考えるのが苦手でも、指先を動かしているうちにひらめきが得られます。ただ、主人公の自分探しの旅にウェイトを置くプレイヤーは、途中で投げ出したくなることもあるかも。スライドするタイル状の床の上を歩く感触や、端から端へワープする見た目も、体感的に楽しい。

週刊ファミ通1859号より

戸塚伎一
ファミ通公式Nintendo Switch
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6

15パズルのセオリーがスッと頭に入るタイプの人にとっては手応えのない、そうしたロジックの応用が不得意な人にとってはただただ面倒な移動システムは、誰向けなのか。部分的に試みられている、アート志向のビジュアル演出が徹底されていれば、「こういうナラティブもありだな」と素直に思えたのですが……。現状では、各場面のパズル要素を丸々スキップするアシスト機能が悪目立ちしている印象です。

週刊ファミ通1859号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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7.0

グリッドで分割されたフィールドをスライドパズルのように動かして、さまざまなイベントを発生させるRPG。主人公が動くと、周囲のオブジェもいっしょに動くのが特徴。

発売日
2024年7月25日
価格
2,709 円+税
ジャンル
RPG / アドベンチャー / パズル
メーカー
SUPERDELUXE GAMES
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