REVEIL(プレイステーション5)のレビュー・評価・感想情報

卵を守る雨宮
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9

アナログチックな定番のホラー演出を最新ハードのグラフィックとデジタル技術、音響を駆使して、立て続けに魅せることで、作品世界に没入。直接的な表現を極力抑えて、違和感や不安をゆっくりと確かに高めながら物語を紐解いていくところに、作り手のセンスとこだわりを感じます。また、挿入されるパズルやアクションも難度が高くなく、多くの人がホラー体験を楽しめる作りになっているのもいいね。

週刊ファミ通1843号より

ジゴロ☆芦田
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8

美麗なグラフィックが描き出す、レトロなサーカスをモチーフにした悪夢のような世界は、雰囲気抜群で没入してプレイできる。道中のパズル要素はいい塩梅で、インタラクト可能な対象を表示してくれるヒント機能もナイス。好みは分かれるかもしれないけれど、なにより物語終盤の急展開には驚かされ、衝撃を受けます。クリアーまでのプレイ時間自体は短めながら、なかなか濃厚な体験が味わえる。

週刊ファミ通1843号より

くしだナム子
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6

シナリオ構成に工夫があり、終盤、一気に引き込まれました。そこへいたるための仕掛けとはいえ、結果的にはプレイ時間の大部分が既視感のあるホラー。これをエンジョイできるかどうかで、評価が大きく変わると思います。私個人としては、不快な音と、一部不衛生な描写もあるビジュアルに加え、使い古されたモチーフによる恐怖の演出がツラかった。グラフィックの作り込み自体はすばらしかったです。

週刊ファミ通1843号より

戸塚伎一
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7

“決定的な恐怖の瞬間が訪れそうな予感”が持続するウォーキングシミュレーターパートは、驚かせ演出が苦手な人も安心して(?)楽しめます。限定空間を調査するパートは、謎解きに苦しむ機会こそ少ないものの、インタラクトポイント周辺のカーソルの動きに心地よくない引っかかりを覚えました。全体の挙動が遅めな一人称視点で酔いやすい私にとって、本作の物語に入り込むのは試練でした……。

週刊ファミ通1843号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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7.5

1960年代のサーカスが舞台の、一人称視点サイコスリラー。突然姿を消した妻と娘を捜す主人公は、現実と幻想が交錯する世界で、何度も謎に直面しながら記憶をたどっていく。

発売日
2024年3月7日
価格
2,800 円+税
ジャンル
アドベンチャー
メーカー
Daedalic Entertainment
関連サイト
PS Store
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