『Dr.スランプ』からの鳥山明作品のリアルタイム読者として、鳥山メカに乗れる、戦える、カスタマイズできることの特別感！　メカ自体のフォルムや色遣いなどの再現度も高く、オープンワールドスタイルの定番アクションRPGの冒険に、本作だけのオンリーワンの魅力を追加。メカが増えることで広がる行動範囲や、敵や環境に合わせて乗り降りして戦う戦闘スタイルも、探索の楽しさを強力に後押し。

週刊ファミ通1847号より

グラフィックの質は高く、原作の世界観の再現については見事なデキ。誰でも遊びやすいよう、配慮が感じられる構造や手触りが好印象。その一方で、ややまったりしたプレイ感に思えるところもあるけど、肩の力を抜いて楽しめる。戦車をはじめとするいろいろなメカを駆使するのはワクワクできるポイントで、カスタマイズも楽しみに。操作の簡単さも、いい調整。戦車の砲撃などは爽快さを味わえます。

週刊ファミ通1847号より

期待をはるかに上回る完成度！　鳥山先生のタッチさながらのキャラとメカを、自在に動かせることに興奮。延々と続く荒野にちっとも退屈しない、世界の作り込みも見事です。多彩なメカを気軽に乗り換えて移動範囲を広げ、瞬時に乗り降りして悪魔とマシンそれぞれの利点を活かす体験は、なんとも軽快。シナリオ主導の進行は、物語に引き込まれるのと、ほどよい寄り道要素とで、窮屈さを感じません。

週刊ファミ通1847号より

遠景のスケール感から宝箱周辺のディティールにいたるまで、荒涼たる舞台のリアリティーを見事に表現。メカを乗り降りする操作さえ、この物語世界とのシンクロ感を高める要因になっています。メインの物語は、誘導表示がとても親切な一本道構成ですが、寄り道要素の配置が魅力的で、ついつい隅々まで走破したくなります。戦車戦は、難度の適性はさておき、クイックな挙動の小気味よさに浸れるでしょう。

週刊ファミ通1847号より