MECHBLAZE(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
移動からジャンプまで、機体の重さをゲーム越しに感じながら戦える操作感から、1980年代のロボットアニメの影響が随所に散りばめられたメカデザインまで、製作者の“ロボットアニメ”愛をビンビンに感じる1本。選択した武器で変わる立ち回り、各武器の挙動へのこだわりも見事。移動やエイム操作にややクセがあるからこそ、使いこなして自在に戦えるようになったときの愛着はひとしおです。
週刊ファミ通1828号より
『重装機兵ヴァルケン』を彷彿させる作風。重量感のあるロボットを操縦して戦うアクションや、ミリタリー色が濃い雰囲気が好きな人にはたまらないはず。射撃の角度を調節するのがちょっと難しく、プレイの手触りもレトロ風ではあるけれど、選択可能な難易度が幅広く、ステージの進行状況をセーブできることもあって遊びやすい。ボリュームはそれなりなものの、手ごろな価格なので満足できます。
週刊ファミ通1828号より
30年前にゲームセンターにあったら、絶対コイン入れてた! 内容、価格、規模感ともに、そのイメージを裏切りません。シンプルな入力で思い通りに動く機体を、適度に重力も感じつつ、操ることができます。3種類の武器+シールドを使い分けてのメカvsメカの戦闘は、理不尽さもなく、目の前にある危機の打開に集中できるのがいい。アッと驚くような何かはないけれど、カジュアルで遊びやすかった。
週刊ファミ通1828号より
自機の鈍重さが“そういうものを動かしている”という臨場感になっているのは、ダッシュ移動や高火力兵器といったほかの要素で、“快”をしっかり味わえるからこそ。初動を誤ると大ダメージ確定な敵の攻撃への対応や、しっくりくるキーコンフィグ探しに時間がかかる点にはとっつきにくさがあるものの、最終的には、手癖の気持ちよさを味わいたいがため何度も通しプレイしたくなる状態に仕上がります。
週刊ファミ通1828号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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