ギガントサウルス ザ・ゲーム(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
恐竜の卵探しに、ジャンプアクション、謎解き、レースなどが詰まった3D箱庭アクションを、絵本のようなナレーションと、敷居低めな難度がマッチしたやさしい世界でプレイできるのが魅力。ステージクリアーだけなら簡単だが、随所にやり込み要素が散りばめられており、奥は深い。協力プレイもあり、キッズが遊べる3Dアクションとして丁寧に作られた1本。原作アニメ未見でも、違和感なく遊べた。
週刊ファミ通1826号より
ステージ内を自由に探険して目的を達成する3Dアクションで、子ども向けとしてはだいぶやり応えのある内容。“かんたんモード”をオンにすれば、輝くラインで目的地へのガイドが表示され、カメラの向きも見やすく固定されるのが親切でいい。恐竜の卵を集める工程は、やや淡々としているように感じるところも。ナレーションが入るのはいいけれど、食い気味に流されたり、編集が少し雑なのが残念。
週刊ファミ通1826号より
表情豊かな恐竜たちが、不思議でカラフルな世界を冒険する内容には、誰もが親しみを覚えるはず。それだけに、見づらかったり距離が測りづらい場面がときどき生まれるカメラワークが、プレイに響くのが惜しい。小目標を達成すれば、コンプリートしなくてもつぎのエリアに進める仕組みはナイス。特技の異なる4匹それぞれに活躍の場が設けられ、切り換えたり協力したりして進む仕掛けが笑顔を誘います。
週刊ファミ通1826号より
険しい地形に配置された指定アイテムの回収が主目的に。ところどころでカメラアングルを強制されることに引っかかりを感じるものの、敵の脅威が小さく、消費系アイテムが景気よく出現することもあり、つねにリラックスムードでフィールドを駆け回れます。原作アニメのコアファン層(未就学児)向けの演出が充実しているかは判断し難いですが、ローカライズの精度はもう少しがんばれたのでは……。
週刊ファミ通1826号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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