ニュークリア・ブレイズ(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
消火ホースから水を四方八方にばら撒き火を消す、シンプルかつ爽快なアクションにワクワク。限りある水量をやりくりする戦術性と、延焼を防ぎながら炎を消すパズル性が、アクションを手応えあるものに。また、一部が暗闇で隠れたステージと、施設自体の謎が、探索の雰囲気を盛り上げる。重めのテーマを扱いつつも、見た目はかわいく、“キッズモード”も搭載していることに、作り手の熱い想いを感じる。
週刊ファミ通1814号より
放水で炎を消し、安全を確保しながら進んでいく工程が楽しい。鍵が必要な扉やスプリンクラーを作動させるといった仕掛けのほか、“ひみつ通路”を発見してネコを助けるのも、いいスパイスに。難易度をカスタムでき、子どもも楽しめる“キッズモード”もあるのは親切。クリアー後の“むちゃモード”は、やり応えあり。一部、バックドラフトなどの対処法がわかりにくい場面があるかな。
週刊ファミ通1814号より
燃え広がらないうちに火を消して回ったり、制限時間内に冷却して爆発を防いだりと、パズル的な消火作業にハラハラドキドキ。水を補充する必要はあるけど、そこまで不足に悩まされないおおらかなバランスに励まされ、一気にエンディングまで突き進めます。ダレずに終わるボリュームもちょうどいい。極秘施設がひた隠しにする機密の正体は……え、ホントにこれ!? 謎めいたお話がいいスパイスに。
週刊ファミ通1814号より
給水タンクの残量と延焼までの猶予時間が、場面ごとのパズル性に少なからず影響。そのうえで的確かつ臨機応変なアクション操作が要求される、見た目以上にマッチョな作りです。リスタートがしやすかったり、ゲーム難度調整項目が多彩だったりと、さまざまなタイプのプレイヤーの快適さに配慮されている点もいいですね。一気に遊びきれるボリュームだけに、物語要素の希薄さは目をつぶりましょう。
週刊ファミ通1814号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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