基本ルールは至極シンプル。ゆえに、小一時間もプレイすれば一旦は「もういいか」となるのだけど、またすぐに遊びたい欲が湧き上がる不思議な魅力がありますね。スコアと雨粒の量が増えるのに比例して、手に汗握る緊張感も増加。息をするのも忘れるくらい熱中すると思います。ワンミスで終わるあっさり具合もいいように作用しているのかな。モードごとに異なる楽しみがあるのもよかったです。

週刊ファミ通1813号より

シンプルゆえにすぐに飽きる人もそれなりにいるとは思うけれども、1プレイの短さもあって何回も挑戦したくなる中毒性を秘めている。雨粒を避けて渡り廊下を通り抜けるのを基本としつつ、獲得スコアの累計によってルールの異なるモードがアンロックされていき、趣の異なるプレイが楽しめるのもいいね。オンラインランキングにも対応しているのは、やる気を喚起してくれます。

週刊ファミ通1813号より

昔のゲームセンターに置いてありそうな作風で、ピコピコな効果音も妙に心地いい。雨粒を避けてゴールするというルールや操作は極めてシンプルですが、ステージレベルが上がるほど豪雨になるので、動体視力や根気強さが求められます。隠し要素の条件を知ると遊びかたも変わってきますが、そこに気づくまで少し時間が必要かな。＋ボタンが即リセットなのは誤操作になりがちなので、改善に期待。

週刊ファミ通1813号より

障害物を避けゴールを目指すだけのシンプルなゲーム性だが、リスク＆リターンの駆け引きが大いに味わえる作り。見た目は地味だが、往年のアーケードゲームのようなデザインも含めて制作者のこだわりを感じる。なお、入手条件が伏せられているのはいいが、バッジの能力がわかりにくかったりと気になる部分も。とはいえ、そんな各種“気付き”や“隠し要素”がプレイモチベーションを高めている側面も。

週刊ファミ通1813号より