Trifox(Nintendo Switch)のレビュー・評価・感想情報
動物を擬人化した主人公、カラフルな色遣いのフィールド、そしてコメディータッチの動きと演出に、往年の3D箱庭タイプのアクションアドベンチャーへの強いリスペクトを感じる1本。選べる3つのクラスと、豊富なアビリティの組み合わせで、自分だけのバトルスタイルを追求できるカスタマイズ性や、ジャンプアクションの手触りは現在仕様。各ステージの規模が、手軽に遊べる広さなのも現代的です。
週刊ファミ通1799号より
3種類のロードアウトごとのアビリティを習得していき、そのなかから4つを自由にセットしてステージに臨む仕組みがいい。遠近それぞれの攻撃のほか、設置型のトラップや防御手段など、多彩なアビリティがあるので、組み合わせをいろいろ試すのは楽しめます。ただ、何をすべきかわかりづらい場面がちらほらあるのは気になった。それもあって、しつこい敵襲がわずらわしく感じるときも。
週刊ファミ通1799号より
あちこちに謎解きが仕掛けられた、カラフルでエキゾチックな世界の冒険にワクワク。敵の群れとのバトルには作業っぽさも感じましたが、いろいろなスキルをアンロックして付け替えたり、異なる組み合わせを試して変化をエンジョイしました。たとえば、動くギミックを視界に入れられず、タイミングが計りにくいシーンがあるなど、カメラワークは一部に難アリ。ほどよいボリュームと抑えめの価格が◎。
週刊ファミ通1799号より
ワラワラ出てくる敵をひたすら始末するシーンと、固定のカメラアングルに毒づきながら不安定な足場移動をこなすシーン。このくり返しをつい受け容れてしまうのは、立ち回り次第でけっこうしのげるほどよい戦闘難度と、アイテム獲得演出の気持ちよさのせいかもしれません。ステージ数など、コンテンツの厚みはそこまでありませんが、そのぶん、スペクタクルな演出満載の特殊ステージの印象が強まります。
週刊ファミ通1799号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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