超次元ゲイム ネプテューヌ GameMaker R:Evolution(プレイステーション5)のレビュー・評価・感想情報
経営パートが加わることで、ゲーム業界らしさがアップするとともに、ゲーム好きならニヤリとするパロディー要素もマシマシに。ストーリー分岐に、バイクでのタイムアタックやレースなど、ボリューム感はあり。メインのアクションバトルは、ワンボタンでつながる爽快感あるリンクチェインが、リアルタイムバトルの楽しさ、盛り上がりを底上げ。だからこそ、戦闘突入時のテンポが気になった。
週刊ファミ通1810号より
パロディー、メタな発言、インターネットミームと、ふんだんに盛り込まれたネタに、好きな人はにやにやしながらプレイできると思う。自社ビルを拡張していく拠点のカスタマイズ要素は、やり甲斐に。ダンジョンでは、ギミックを解く目的のほか、サブイベントの達成を報告するためにも行き来させられがちではあるけど、新たなエリアを開拓してシェアを獲得するのは喜びとなります。
週刊ファミ通1810号より
劇中でネプテューヌ自身もこぼしていますが、新要素が加わっても、基本的な部分は変わっていません(笑)。アイデアを盛り込みすぎてまとめきれていないところもいつも通り。そこも含めて“シリーズらしさ”と歓迎するアナタへ。戦闘中のメンバーの切り換えが簡単で、全員操作できるのがうれしく、さらにキャラどうしの連携がグッとくる仕組みがグッドです。お姉さんっぽいネプテューヌに好感度↑。
週刊ファミ通1810号より
時空を超えた業界パロディーネタと、画面の外側を意識したメタ発言の数々は今回も充実。物語世界内のユーザーやクリエイターの発言の生々しさ(?)が胸に響きます。戦闘パートは、チェインの連続発動+重要な戦闘時に特殊技ゲージ解放……でおおむね何とかなるものの、ダンジョン探索自体はシリーズ前作『Sisters vs Sisters』同様、反復が多め。高速移動用のバイクがもう少し運転しやすければ。
週刊ファミ通1810号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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