バックビート(Xbox One)のレビュー・評価・感想情報
時間を巻き戻して正解を導き出すのは『Timelie』と似たプレイ感覚。ですが、その過程でジャムセッションが行われてゴールとともに完成するのは、おもしろいアイデアですね。ステージが進むほどにギミックが増えて複雑化するため、歯応えはかなりのもの。いろいろ試行錯誤する過程が楽しいです。会話の前のセリフが残った状態で顔アイコンだけ先に切り換わるため、読むのが早い人は気になるかも。
週刊ファミ通1789号より
リズムに合わせるところと、ほかのパートと被らないようにするところ。相反するような部分も内包する音楽の要素を、パズルのルールに落とし込んでいることに感心。若いバンドマンの物語も合わせて、音楽に興味がある人は楽しめるテーマだと思う。同じ時間軸の中で複数のキャラをゴールに導くパズルは、試行錯誤するのがおもしろい。アンドゥ、リドゥの機能があれば、なおよかった。
週刊ファミ通1789号より
音楽とルート取りのパズルを融合させたユニークなシステムが目新しい。バンドメンバーがフィールドを練り歩くように進み、最後は全員がゴールに揃ってキメ、という流れがナイス。流れるファンクミュージックもイイ感じ。ステージを進めるとギミックやルールなどが増えて複雑になるので、テキストだけでなく、デモなどでの解説が欲しかったな。デコボコなバンドメンバーのやり取りは愉快で〇。
週刊ファミ通1789号より
限られたターン数でゴールまでの道筋を見つけだすロジックパズル。プレイ感覚はとても斬新で◎。特性の異なる4キャラを、どの順番で動かしてどこで方向転換させるか、といった組み合わせの妙を考えるのがおもしろい。ステージによっては解法がひとつしかないケースもあり、詰め将棋的な醍醐味も。ただ、ルール説明が若干わかりにくく、ギミックの増加タイミングも含め難度カーブが急すぎる印象も。
週刊ファミ通1789号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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