簡単操作でド派手な攻撃をつぎつぎとくり出し、ワラワラ湧いてくる敵を倒していく。このシンプルな爽快感こそ、格闘タイプの2D横スクロールアクションの魅力だよな、と思わせてくれる1本。キャラの動きから表情までの描き込み密度も濃く、バトルの楽しさ、爽快感を強力に後押し。名作のパロディーも含めた、何でもありの世界を成立させるデフォルメキャラで、難しいことを考えず暴れられるのもすてき。

週刊ファミ通1788号より

技のモーションから小ネタにいたるまで、いろいろな格闘ゲームのオマージュが詰まっていて思わずニヤリ。海外の人がイメージする、なんだかへんてこな“和風”もオツなもの。簡単な操作でコンボをくり出せるのが爽快で、ヒットストップの演出や“パリィ”でカウンターを決めるのも気持ちいい。ボリュームはあっさりめなので、“ストーリー”以外にも遊べるモードが用意されていると、なおよかった。

週刊ファミ通1788号より

覚えやすく発動しやすい技を織りまぜ、コンボをつなげていくのが快感。敵の群れで周囲を埋め尽くされ、相手からの攻撃が見づらい場面もあるけれど、カウンターを決めつつ切り抜けるのがクセになります。キャラクターデザインや演出は、まるで原作アニメを下敷きにしているかのようなクオリティー。昔話の世界や夜の歓楽街など、テーマに沿った背景の細かい描き込みには、思わず見入ってしまうほど。

週刊ファミ通1788号より

敵の“圧”はやや強め。“パリィ”からの反撃と、状況に応じた操作キャラチェンジ（タッグプレイのみ）を駆使することで互角以上に渡り合えるため、総じて爽快感重視の戦闘を展開できます。ステージセレクトが未実装など、カスタムプレイの幅は最小限ですが、キャラごとにアクションの爽快感の方向性が異なるので、つい周回してしまいます。序盤ステージのベタなパロディー要素はおっさんゲーマー必見。

週刊ファミ通1788号より