クライマキナ/CRYMACHINA(プレイステーション4)のレビュー・評価・感想情報
“ディストピア、SF、百合、美少女、メカ”がバランスよく融合。左右に身に付ける兵装によって変化する自機のアクションが、自身のバトルスタイルを追求する楽しさをもたらす。また、美少女を自分好みに変える背徳感と、作中に溢れる百合的要素が、エロスをプラス。キャラの自由なカスタマイズも魅力だけに、各兵装の攻撃アクションが装備画面で確認できれば、より世界と戦いを楽しめたかな。
週刊ファミ通1807号より
よく練られた世界観やキャラが魅力的。死後から遠い未来の世界で再生された主人公たちの物語、そして、人造の神である“神機”との戦いは、先が気になりプレイの原動力に。バトルは近接攻撃と射撃のほか、ふたつの“眷属機”を使えるのが特徴的で、それぞれの攻撃パターンの設定など、カスタマイズも楽しい。バトルパートの合間の“お茶会”で、尊いやり取りが見られる構成もナイス。
週刊ファミ通1807号より
どこか儚げな少女たちと、神々しいオーラをまとった“神機”にうっとりさせられます。気高さと悲壮感が全編に漂うSFで、この世界観にピンときた方にオススメしたい。拠点での会話と、エリアでの探索+戦闘のくり返しは、単調に感じることも。それぞれの要素はすてきで、主人公たちの背景や覚悟、絆が育まれていく過程を綴るやり取りに、思い入れが深まります。メカ少女が活躍する戦闘シーンもキラキラ。
週刊ファミ通1807号より
攻撃の命中など、各種判定の結果と見た目にズレを感じるときが多々あるものの、ジャスト回避からの畳みかけで大ダメージを与える爽快感があります。装備する“眷属機”によって、戦闘スタイルを超近接戦から遠距離持久戦まで自由に変更でき、難敵をじっくり攻略できるのもいいですね。“人間性の回復”という当面の目標で進行する物語と、幻想的かつ清廉なBGMによって醸し出される物語世界も魅力。
週刊ファミ通1807号より
ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和
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