メグとばけもの(Xbox Series X)のレビュー・評価・感想情報

ウワーマン
ファミ通公式Xbox Series X
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7

一見RPGの雰囲気ですが、アドベンチャーゲームやノベルゲームの延長線上にあるような作りになっているのが風変わりでした。ムダな戦闘はなく、すべて物語のアクセント的に挿入され、ほどよい難度に仕上がっているのがいい感じ。後半は戦闘にプラスαの仕掛けも加わり、強敵感を演出していたのも○。数奇な巡り合わせの物語は真実を知るほどに切ない。謎解き要素はもう少し欲しかったかもね。

週刊ファミ通1787号より

ジゴロ☆芦田
ファミ通公式Xbox Series X
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8

心が温まり、そして、うるっとくるストーリー。Odencat作品が好きな人の期待にばっちり応えてくれる仕上がり。場面ごとの行動できる範囲は限定的でほぼ一本道の構造だけど、進行のペースはほどよく、プレイの手が止まらない。戦闘は演出の一環としての側面が強いものの、メグとロイの関係性や重要なアイテムである“おもちゃ”の存在を印象深くし、物語をより心に響くものにしている。

週刊ファミ通1787号より

梅園ウララ
ファミ通公式Xbox Series X
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9

話運びが秀逸で、感情がころころ転がされまくり。魔物たちと少女メグの日々は、ほんわかする場面だけでなく、魔界の恐ろしさを垣間見る場面も描かれていて説得力があり、どんどんのめり込んでしまいました。脇役たちも輝いているのがイイ。戦闘はシンプルなターン制のコマンドバトルですが、ストーリーとリンクさせているのがお見事。途中にミニゲームが挟まれるのもメリハリになっています。

週刊ファミ通1787号より

ローリング内沢
ファミ通公式Xbox Series X
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8

RPGのていをとったインタラクティブドラマのような作品。敵との戦闘も基本は物語のレールに沿って展開され、バトルそのもの(敵とのやり取り自体)がドラマの一部といった感じの構成に。ボタン連打や記憶力といった各種ギミックのバトルが楽しめる多様さはあるが、トータルバランス的には“考えて”操作する要素は少なめ。とはいえ心が揺さぶられる物語展開は魅力的で、一気に最後まで遊んでしまった。

週刊ファミ通1787号より

ファミ通公式レビューアーイラスト:荒井清和

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レビュー

平均

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8.0

魔界に迷い込んだ人間の少女メグと、乱暴者の魔物ロイの交流を描くRPG。メグが泣くと世界が終わるため、メグをかばいながら敵と戦い、人間の世界を目指して旅をする。

発売日
2023年3月2日
価格
1,500 円+税
ジャンル
RPG / アドベンチャー
メーカー
Odencat
関連サイト
公式Microsoft Store
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